自然食業界キャリア15年のOBが綴る

無添加食品の知られざる裏側は!?自然食品でも安心できない理由とは?

2020/03/24
 
無添加食品
この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、無添加食品は安全か!?
2、アノ食品が薬剤まみれ!?
3、それでは終わらない工程は!?
4、無添加食品の知られざる裏側は!?

 

「自然食品」

 

できるだけ安全なものが食べたい。体にムリなく、自然なものを日々口にしたい。こうした思いから、自然食品が人気になっています。

 

食べものにはたくさんの食品添加物が含まれていて、日本人が年間に口にしている添加物の総量は

 

“8キロ”

 

実に膨大な量の添加物を私たちは日々、口にしているわけなのです。それがガンやアレルギーなどの難治性の症状を増やす原因の1つにもなっているワケです。そうした中、

 

「無添加食品」

 

への大きな期待が確固たるニーズとなって定着しているのです。少しでも添加物の量を

 

“減らしたい!”

 

そう思うことは素晴らしいことなのでしょう。でも、問題だってある。無添加食品だから安全、そう決めつけてしまうことは結果として、ダマされてしまいやすい面もある。情報を鵜呑みにすることはリスクが高いことでもあるのです。

 

そこで今回は、「無添加食品」について考えることで、無投薬無医療の生き方実現のヒントについて考えてみたいと思います。

 

■手間ひまカットに使うのは!?

自然食を心がける人に人気となっている食材の1つに、

 

「寒天」

 

があります。無添加の寒天!なんてものが売られていますが、健康食として、ダイエット食として、人気となっているのです。寒天はあたかも自然食材の象徴のように思われているのですが、あまり知られていない

 

“裏の顔”

 

も存在している。寒天はモノスゴイ量の

 

「添加物や薬剤」

 

が使われている、そんな食材の1つでもあるからです。

 

寒天は天草といわれる海藻を溶かして干して固めて作るものですが、これを手作業で行うと、

 

“膨大な手間ひま”

 

が必要になる。天草についた汚れを落とすだけでも、莫大な作業量になってしまうのです。そこで使われるのが、

 

「硫酸や水酸化ナトリウム」

 

これらの薬剤を使って、天草をドロドロに溶かしてしまうのです。

 

食品メーカーでよく言われる言葉に、

 

“歩留まり”

 

というものがありますが、これは原材料からどのくらいムダなく商品を作れるか?を表した言葉ですが、硫酸などを使うと、この歩留まりが良くなる。

 

原料の天草を余すところなく寒天に変えることができるのです。以前、植物油を抽出するのに化学溶剤のヘキサンを使う旨をこのブログでもご紹介しましたが、これと同じで、ムダを出すことなく商品を作ることができるのです。

※参考:『安全な食用油の選び方・安い油はこんなにハイリスク!

 

無添加食品

 

■薬剤まみれの工程は!?

硫酸や水酸化ナトリウムで溶かした後に使われるのが、漂白剤。

 

「塩素漂白」

 

でキレイな色に寒天を整えます。整えた後には、

 

「変色防止剤」

 

を使って、在庫にしていおいても色が劣化しないようにココでも薬剤を使う。さらにメーカーによっては、

 

「香料」

 

を添加して、香りづけを行うところもあるようです。香料には天然のものもありますが、ほとんどは化学合成化合物。香料1つを作り上げるまでには十数種類の人工の化学物質が使われているのです。

 

このような薬剤まみれで作られた寒天を、

“ヘルシー食材!”

“ダイエットで腸内環境を整備!”

 

このような宣伝文句に乗せられて、害のない健康食品と信じて、多くの人が使っているのが現状です。世で信じられているイメージや業者の宣伝文句に乗せられてしまうと

 

「望まない結果」

 

を招き寄せてしまいやすい。決して鵜呑みにしてはならないものなのです。

 

■無添加の裏側

このように寒天は自然食の極み!のようなイメージで売られています。中には、

 

「無添加食品!」

 

と書かれたものがありますが、そうしたモノであっても、工程は上記に述べたようなものが多いのです。これだけ薬剤が使われているのだから無添加を名乗れるはずもない。そう思われるかもしれませんが、実際には、

 

“名乗れてしまう”

 

それこそが無添加食品の知られざる裏側といって良い、カラクリがあるのです。

 

寒天で使われる硫酸や水酸化ナトリウム、変色防止剤や塩素などは、

 

「加工助剤」

 

と呼ばれるモノに該当します。製品になった場合に、ほとんど残留していないから本剤ではなく、“助剤と呼ぶわけです。では、その残留の程度がどのくらいなのか?それを判断する人が当然必要になりますが、判断するのはその製品を作ったメーカー自身。

 

色々使ったけど、残留していないと思うから、

 

“大丈夫!”

 

そう自分で決めてしまえば、加工助剤を表示する義務がなくなる。このようなトンデモ緩い制度になっているのです。自分で作って自分でジャッジして、表記するかどうかを決めることができる。

 

メーカー側は当然、キケンな薬剤が使われていることを私たちに知らせたくないワケだから、隠してしまう。加工助剤は表示義務がないので、使っても、

 

「無添加食品!」

 

なんてと名乗れてしまう。このような抜け道だらけの制度になっているのが現状です。無添加と書かれているからといって、キケンな薬剤が使われていない保証などは

 

“どこにもない”

 

メーカーに優しく、買い手の私たちに厳しく不親切。このような残念なものになっているのです。

 

私たちは安易に表示を信じたり、広告宣伝に乗せられるようなことがあってはなりません。こうした知識を持って、厳しいまなざしで無添加食品や自然食品と向き合う必要性を感じています。

 

 

■次へ :『こんにゃくダイエットの知られざるデメリットは?製法に注目セヨ!

■前へ :『大豆と枝豆と発酵食に秘められた深い知恵のナゾに迫る!

■TOPへ:無投薬・無医療の生き方マガジン

有機野菜の宅配委選び・後悔しない9つのポイント

この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 無投薬・無医療の生き方マガジン!  , 2020 All Rights Reserved.