自然食業界キャリア15年のOBが綴る

国民の半分はアレルギー!?症状の蔓延は異物の存在にあり!

2018/12/19
 
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

今や“国民病”ともいわれるアレルギー。なぜこれだけ多くの人がかかるのか?今回はそのメカニズムを考えることで自然で安全な暮らしのあり方を考えてみたいと思います。

■目次
1、国民病のアレルギーの実態は!?
2、今と昔で何が一体違うのか?その核心は!?
3、暮らしの中にはこれだけの異物が充満中!?
4、症状は絶対悪なのか?症状と治癒との関係は!?

 

アレルギーなんて昔はなかった・・・

 

ご年配の方からそうした言葉をよく耳にします。

 

昔はなかった、もしくは少なかったのに、今は多くの人が苦しんでいる。

 

昔と今とでは何が違うのか?
どうしてこんなに苦しむ人が増えているのか?

 

それを知るには昔になくて、今にあるものを。もしくは昔にあって、今にないもの。

 

それを見つけ出すことが問題解決の糸口になるのではないか?そう思うのです。

 

2004年の厚生労働省の調査データによればアレルギー人口に比率は35,9%と報告されています。2011年の統計では2人に1人、つまり約半分が何らかの症状を持っていることになるのです。

 

原因物質としてよく言われるのは、

 

「大豆・小麦・そば・卵・乳製品・ダニ・花粉」など。

 

これらにはアレルゲン物質を豊富に含まれているので、要注意!こんな感じで言われているのです。でも、そう断定されたところでイマイチな感じ。何か、スッキリしない気持ちも残ってしまうのです。

 

もっと他の原因はないのか?本当に食材などが原因なのか?

 

疑問が尽きないわけなのです。

 

今と昔で違うもの

例えば大豆・小麦は味噌や醤油の原材料に使われています。

 

豆腐や納豆も含めて、それらは昔から日本の食卓に欠かせないものであったはずです。

 

ダニや花粉にしても、現代になって突然として現れたものではなく、人類の歴史以前から存在していたと思うからです。

 

アレルゲン物質なんて言われますが、一方的にこれらのものを犯人にするのは少々無理がある。それよりも昔と今、その間に何らかの決定的な変化が生じたからではないか?

 

そのことが理由ではないかと思うのです。

 

ある物質とある物質とが結びつことでと毒性が引き上がる。

 

これは「相乗毒性」と呼ばれるものです。

 

発ガン性が指摘される物質に「トリハロメタン」がありますが、これはフミンといわれる汚れた水道水に含まれる物質と塩素が結びつくことで発生します。

 

また散布された農薬も空気中の酸素と結びつくことで、毒性が引き上がってしまうことも指摘されています。
(※参考有機野菜の宅配業者が宣伝する残留農薬検査のカラクリは!?)

 

物質と物質と結びつくことで化学変化が生じ、新たな毒性が生まれる。

 

昔から大豆は食べられてきたわけだし、ダニなんかもそこら中にいた。スギ花粉などもかなり飛んでいたわけです。それは同じでも今と昔とで違うものは、

 

「人工の化学物質」です。

 

人工の化学物質がダニや花粉と結びついてしまうことに原因がある。小麦や大豆なら栽培で使われる農薬や肥料と結びつくことで、アレルギー症状が生じている。

 

このようにも考えられるのです。

 

暮らしの中の化学物質

人工の化学物質は自然界に存在しない物質で、人間が何かの目的を叶えるべく作り出したものです。

 

分子が小さく、自然界にはない不自然な構造のこれらの物質は、人体にとっては「異物」です。異物とは身体に入ってはならないもの、蓄積してはならないものを指す言葉です。

 

健康で快活に、より自然で安全な生活環境を実現するには、完全は難しくとも、人工の化学物質をできる限り生活空間から排除する努力が必要になるのです。

 

”そんなの大変だよ”
”少しくらいなら平気じゃないの?”

 

そう思われるかもしれませんが、私たちの生活空間には実に多くの人工の化学物質が溢れていることも確かなのです。

 

私たちの生活空間には様々な人工の化学物質が使われています。家なら床や壁紙に接着剤がたくさん使われ、ベッドやカーテン、ソファー、クッションなどにも殺菌剤や接着剤が使われています。

 

それらが揮発して室内空間に漂っているのです。日本の今の住宅は、”高気密・高断熱”がほとんどなので、換気が難しいことも事実なのです。

 

また、食材には農薬や食品添加物、衣服には合成洗剤、風呂場ではシャンプーにリンスなど、数え上げたらキリがないほどの人工の化学物質の中で暮らしているのです。

 

生活空間に使われる人工の化学物質は5~7万種と言われ、検査をすると私たちの体からはPCBやダイオキシンなどの有害化学物質が300種ほど検出されると言われます。

 

微量なら問題ない、そう思いたいところでしょうが、「環境ホルモン」の問題がそうではないことを証明したわけです。

 

症状は本当に悪なのか!?

アレルギーなどの辛い症状は苦しいものだし、できれば回避したいものです。でも、こうした症状が起こるには起こるだけの理由がある

 

それは体内への異物の侵入を阻み、侵入した異物を排除するために体が症状を起こしているとも考えられるのです。花粉症にしても、花粉と人工の化学物質との結合物を体に入れまいと懸命に処置している姿とも考えられるからです。

 

症状を悪と断じて、目のカタキにすることには留保が必要です。症状とは、私たちの身体の崩れたバランスを取り戻そうとする体の防御反応、そう捉えることもできるからです。

 

「症状即療法」

 

治るために症状を起こす、症状を通して治癒に向かう。そんな意味の言葉ですが、汚染時代を生き抜く上ための大きなヒントになる。

 

有害物質に囲まれた暮らしを改め、体に症状を起こさせないようにできる範囲で努力をすること。

 

このことが必要になりますね。

 

■今回のまとめ

・国民の約半分は何らかのアレルギー症状を持つ

・アレルゲンと人工の化学物質が結びつくことで発症

・私たちの生活空間には実に多くの人工の化学物質が充満

・症状は体の防御反応で絶対悪と考えるのはムリがある

 

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■参考文献
国民の2人に1人はアレルギー
子どものアレルギー疾患
家庭の中の化学物質

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