自然食業界キャリア15年のOBが綴る

小ジワ対策に効く!化粧品の知られざるカラクリとは!?

2020/04/04
 
小ジワ
この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、小ジワが消えるカラクリは!?
2、破壊から始める仕組みはこう!
3、シワが消えるメカニズムの真相
4、ビニールの皮膜でフタをする!?
5、破壊の連鎖が止まらない理由は!?
6、無添加化粧品の知られざる背景は!?

 

「小ジワが消える」

 

そんな化粧品が売られています。使えば、気になる小ジワがウソのように消えてしまう。

 

“スゴイかも・・・”

 

こんな風に思ってしまうのですが、なぜシワが消えるのか?その仕組みをご存知でしょうか?もしその仕組みを知らないでいるのなら、要注意

 

それはあなたの肌に大きなダメージを残してしまう、そんな結果を招いてしまう確率が高いからです。知らないことは恐ろしいことでもあるのです。

 

そこで今回は、「美容」について考えることで、無投薬無医療の生き方実現のヒントについて考えてみます。

 

■破壊が先!

このブログで何度もお伝えしていますが、私たちの肌は外部からの何物も

 

「通さない」

 

このような仕組みが備わっています。死んだ皮膚細胞が10~15層に積み重なって生きた皮膚を守っている、

 

“角質層”

 

が備わっているからです。角質層は水分をはじめとした異物の皮下への侵入を許さず、体内の水分蒸発を防ぎ、調整する。そんな役割を持っているのです。

 

気になる小ジワを消すためには、この角質層が邪魔になる。この層がある限り、必要な美容成分などを皮下に送り込むことができない、そこでまず最初に

 

角質層の破壊

 

から着手するのです。破壊に使う薬剤は

 

「合成界面活性剤」

 

これを使って、角質層を壊し、美容成分を皮下に送り込むための穴開け作業を行うのです。

小ジワ対策

 

■シワが消えるのは!?

穴開け作業が終われば後はカンタン。どのようなものでも皮下に送り込むことができるようになる。コラーゲンだろうが、アミノ酸だろうが、セラミドであろうが、美容成分を流し込むことが可能になるのです。

 

壊れた角質層に水分でもある美容成分が入り込めば、肌が水分で、

 

「膨張する」

 

膨張すれば皮膚にハリが戻ったかのような錯覚を感じ、気になる小ジワが

 

“消えてしまった”

 

かのような錯覚を実感する。こうして、この化粧品は、スゴイ!このような感想を持ち、使い続けるようになるのです。

 

■ビニールの皮膜

でも、角質層を壊し、美容成分を送り込んだだけでは、小ジワ解消にはなりません。美容成分が流れ出てしまったり、蒸発してしまったりするからです。そこで使われるのが、

 

「合成ポリマー」

 

ポリマー樹脂を化粧品に入れ込めば、肌に

 

“ビニールの膜”

 

を置いたような状態を作ることができる。これが美容成分のフタをして、水分による皮膚の膨張を確かなモノにする。合成ポリマーは、

 

「無添加化粧品・オーガニック化粧品」

 

のほとんどに配合されている。これがシワ消し商品のカラクリというわけです。

小ジワ対策

 

■強力破壊の連鎖が!

合成ポリマーは、水にも脂にも

 

「落ちにくい」

 

物質で、汗をかいても落ちない。この性質を利用したモノが

 

落ちない化粧品や落ちない口紅

 

の秘密です。一度使えば、化粧効果が長持ちして、良いこと!のようにも思えるのですが、当然ながらマイナス面だってある。それは、カンタンに洗った程度では、

 

“落ちにくいこと”

 

使えば、強く洗わなければならないし、さらには洗浄力が強力な

 

「合成界面活性剤」

 

などを使って、肌からポリマーを引き剥がす工程が必要になるのです。そんなに強力なクレンジングフォームを使ってしまえば、角質層の破壊は、さらに

 

“進んでしまいます”

 

肌は合成ポリマーで覆わない限り、壊れた角質層から水分が蒸発し続け、

 

「乾燥肌」

 

が止まらなくなってしまうのです。角質層を守らない限り、外部の化粧品などに頼らざるを得なくなる一方になります。反自然な行いを繰り返せば、反自然な結果が待ち受けているので、

 

“シワが消える!”
“潤い肌実現へ!”

 

このような甘い言葉には厳重警戒が必要になるのです。

 

■無添加のカラクリは!?

2001年4月の薬事法改定以来、やたらに

 

「無添加化粧品」
「オーガニック化粧品」

 

このような商品が化粧品業界に登場するようになりました。薬事法改定で化粧品業界に起きた変化とは、これまでは約3000種類あるといわれる化粧品成分の中から、厚生省が

 

“特にキケン性が高い!”

 

と指定された103種類の成分表示義務づけられていました。それが今後は、

 

「全成分を表示するように!」

 

ということになった。普通に考えれば、法改定が行われた時点で、かつての103種類のキケンな成分は、

 

無効で無意味

 

なものになったはず。過去の遺物といっても良いものであるはずなのです。ところが今の化粧品メーカーはいつまでもこの103種類を手放そうとしない。この103種類の化粧成分を使っていないから、

 

「無添加化粧品」

 

と勝手に名乗っている。無添加化粧品の氾濫には表示制度の変更が背景にあるのです。合成ポリマーは、法改定以降に使われ出した化粧成分であるため、堂々と

 

“無添加化粧品”

 

に配合されている。このような事態を招いているのです。

 

シワが消える!無添加!植物成分使用!

 

化粧品には耳ざわりが良く、思わず魅了されてしまうような言葉が使われがちですが、甘い言葉にはワナがあるもの。肌に直接つけるものだからとにかくしっかりとした知識を持って、

 

「注意と警戒」

 

を怠らない姿勢が大切になりますね。

 

■参考文献
ウソをつく化粧品』 小澤 貴子 著 フォレスト出版

 

 

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