自然食業界キャリア15年のOBが綴る

肌のシミができる本当の原因とは!?皮膚の自然を考える

2020/08/06
 
シミ
この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、シミ・シワ対策は!?
2、破壊から始まるイミは!?
3、フタをするための必需品は!?
4、さらに悪化を招くこの処理!
5、シミができる本当の原因は!?
6、合成と天然の違いはあるの!?

 

「美白化粧品や美容液」

 

肌の衰え、シワやシミ、乾燥から素肌を守る!このようにして盛んに売られています。この1本で、肌の衰えを

 

“カバーできるなら!”

 

そうした思いで購入を続けている方も少なくないのではないかと思います。でも、そんな化粧品如きで本当に衰えた肌が、

 

「潤うのか?」

 

何か仕掛けやカラクリがあるのでは?こうした疑問だって拭えないのです。シミやシワができる原因を考えるなら、自然な肌がどのようなものであるか?についての理解を深めることが大切です。

 

そこで今回は、「化粧品」について考えることで、無投薬・無医療の生き方実現のヒントについて述べてみます。

 

■破壊から始まる!

肌は何も通すことがない。これが化粧品を考える際に、まず最初に抑えておきたいポイントになります。私たちの皮膚には、

 

「角質層」

 

といわれる皮膚の一番外側に備わる防御機関が備わっていて、それが皮膚からの異物の侵入を遮断し、皮下の水分蒸発を防いでいる。このように解説されるのです。

 

人体に外部のモノが侵入して良い場所は、口と鼻だけ。他からは何も入らないし、入れてはならない。これが

 

“人体の自然”

 

になるというわけです。でも、化粧品メーカーは、潤い美容成分が

 

「肌に浸透!」

 

このような宣伝文句をよく口にします。肌の自然を思えば、通るはずがない美容成分がなぜにどうして浸透するのか?この点をよくよく考える必要があるのです。

 

美白化粧品や美容液、保湿剤などを肌に沁み込ませるためにはまず、角質層を

 

“破壊する”

 

必要があります。角質層が健康に健全に備わっている限りは、美容成分を皮下に送り込むことができないからなのです。そこで人体の自然な皮膚の防御機関であるはずの角質層を壊しに取り掛かる。そこで使われるのが、

 

「界面活性剤」

 

といわれる薬剤になるのです。界面活性剤には石油から作られる合成界面活性剤と天然・自然由来の界面活性剤の2種類があります。よく合成界面活性剤は

 

“キケン!”

 

このように言われるのですが、石油系だろうと天然だろうと、角質層を破壊することに違いはありません。どちらも効果は同じというわけです。こうして界面活性剤を使って、肌のバリア機能である角質を壊す。

 

そこに美白成分やコラーゲン、セラミド、アミノ酸、尿素などといった化学的に合成された

 

「美容成分」

 

などを壊れた角質の隙間を縫って、皮下に送り込むのです。

シミ

 

 

■フタをセヨ!

それで皮下に美容成分を運び込むことはできるのですが、ココで問題が生じます。それは美容液を送り込んだままだと、壊れた角質を伝って再び美容成分は体外に、

 

「流れ出てしまう」

 

のです。皮下に送り込んだ美容成分をそのままの状態にしておくためには、角質層の破壊部分を塞ぐ必要がある。そこで使われるのが

 

“合成ポリマー”

 

これを使えば、送り込んだ美容成分が再び流れ出る心配がなくなる。このようなことが可能になるのです。合成ポリマーは水にも脂にも落ちにくい性質があります。だから汗で皮膚が滲んでも、皮脂線から皮脂が分泌されても、皮膚から流れ落ちる

 

「心配がない」

 

だから使えば長く皮膚の上にずっと置かれたままの状態になる。これによりフタをされた皮下の美容成分が働き、皮膚に潤いを与え、小ジワに美容成分が入り込むので、

 

“肌のハリ”

 

が戻ったかのような状態を作り出すことができます。界面活性剤と美容液と合成ポリマーのトリオで、若々しい肌があたかも蘇ったかのような状態ができ上るのです。この状態を多くの人は喜び、このメーカーの化粧品は

 

“役に立つわ☆”

 

とリピートして何度も購入することになるのです。でも、それはあくまで薬剤の力でその状態が作られているに過ぎず、あなたの肌が若返ったワケでも何でもない。実際に合成ポリマーを落としてしまえば、乾燥した肌がスグに姿を現し、深くて細かいシワがいくつも出現してくる。

 

さらに界面活性剤の作用で角質層は破壊されている。破壊された角質から皮下の水分が蒸発していき、より一層

 

「乾燥肌」

が進んでしまう。このような結果を招いてしまうのです。

シミ

 

■さらに悪化へ!

さらに合成ポリマーは肌の上に長く留まる性質があります。汗にも脂にも流れ落ちないので、

 

「落ちない口紅」
「汗で流れない化粧品」

 

こうした商品の主成分となっているのです。メイクを何度もし直す必要がないことは良いことなのかもしれませんが、汗で流れないことの意味は、洗っても

 

“落としにくい”

 

ことを意味している。これを力づくで落とすためには、強力な界面活性剤の入った

 

「クレンジングフォーム」

 

などで洗い落とさなくてはならなくなるのです。そうなると角質層の破壊はますます進んでしまう。化粧品に頼る以外にもはや自分の力で肌を潤わすことができなくなってしまうのです。

 

巷に溢れる化粧品も美容法も、美容関連グッズも、自然な肌の状態を

 

“痛めつける”

 

ことばかりに終始しているのが現状といえるのです。

 

■シミができるのは!?

でも、私たちの体、皮膚の方も、こうした反自然な行いに対して、無抵抗でいるはずもありません。私たちの体は、角質破壊や異物の美容液の侵入などに対する

 

「防御措置」

 

を講じるものだからです。まずは破壊された角質層をイチ早く修復しようと皮膚細胞の新陳代謝を活発にしようと懸命になるのです。角質層は本来28日周期で新たな角質へと生まれ変わりますが、破損個所を直ちに修復する必要があるので、この周期を

 

“早めよう”

 

とするのです。また、化学合成された異物の皮下組織への深い侵入を阻止しようと、基底層のメラノサイトからたくさんの

 

「メラニン」

 

を分泌することで対処しようとする。私たちの皮膚はこのような対抗策を採るのです。メラニンをたくさん作り出すことで、異物の美容成分をメラニンが

 

“取り囲んでいく”

 

周囲にバリケードを作ることで、これ以上肌の奥深くにキケンな異物を侵入させまい!と躍起になる。できるだけ水際で食い止めようとするのです。このたくさん作り出されたメラニンの残骸。異物と戦ったあとの痕跡が

 

「シミの正体」

 

角質層を壊し、不要な美容液などを流し込む行為をやめれば、シミは

 

“できにくくなる”

 

と『ウソつく化粧品』(フォレスト刊)の著者である小澤貴子氏は指摘するのです。そして、

 

「美白化粧品などを使う人ほどシミができやすくなる」

 

と著書の中で警告しているのです。

 

化粧品会社は、メラニンをシミの原因物質であるかのように盛んに言いますが、どちらに本当の原因があるのか?皮膚の自然を思えば、その答えは明らかではないかと思います。

シミ

 

■合成と天然の違いは!?

先にも述べましたが、角質層を破壊する界面活性剤には、石油系合成界面活性剤と天然系界面活性剤の2つがあります。どちらであっても、角質層を

 

「傷つける」

 

結果になることに違いはありません。確かに石油系合成界面活性剤に比べて、石鹸は界面活性力が

 

“弱い”

ことは事実ですが、石鹸だからといって、毎日執拗に洗ったりを繰り返していれば、肌は確実に

 

「ダメージ」

 

を受けます。人の体の汚れは、すべてが

 

“水溶性”

のものなので、お湯で洗い流せばすべて落とすことができるものです。機械整備や自動車整備などの仕事をしていて、油が皮膚につきやすい職種の人以外に、石油系・天然の界面活性剤など

 

「一切不要」

 

なものなのです。どうしても合成シャンプーなどを使いたいなら地肌につけることはしないこと。髪の部分だけを洗うこと。こうした努力も必要になると思うのです。また、これまで毎日シャンプーをしていたなら、3日のうち2日は

 

“湯シャン”

 

にする。こうした努力も必要になると思います。化粧品についても、前出の小澤貴子氏のウエブサイトがあります。
とても勉強になると思いますので、是非チェックしてみて!

 

■参考文献
ウソをつく化粧品』 小澤貴子 著 フォレスト刊

 

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