自然食業界キャリア15年のOBが綴る

完全無添加化粧品や保湿剤、落ちない化粧品の仕組みとカラクリを明らかに!

2020/01/03
 
完全無添加化粧品
この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、完全無添加のイミと真相は!?
2、特にキケンな成分とは何か!?
3、メーカー側の都合で紛らわしい!
4、全成分表示で判別不能な現状に!?
5、奇妙で珍奇な医薬部外品ってナニ!?
6、壊して入れてフタをするまさかの方法は!?
7、落ちない化粧品や口紅の秘密はこの通り!
8、ベストな美肌実現のための対策を具体的に!

 

できる限り、

 

肌に負担の少ない化粧品を選びたい!そう思うのなら、

 

無添加

 

を名乗る化粧品には、心がトキメクのではないでしょうか?

 

肌にダメージを与えてしまう、人工の化学物質を完全に排除している。そんな安心・安全の化粧品が「無添加化粧品」。中には、

“完全無添加!”

このように書かれたものもあるのです。

 

でも、この「無添加」という言葉にはカラクリがある。当然、それは完全無添加!を名乗るものも同じというわけです。

 

そこで今回は、化粧品の知られざる真相を明らかにすることで、無投薬・無医療の人生に役立つヒントを考えてみたいと思います。

 

■無添加のイミとは?

「完全無添加化粧品」

そのように書かれた化粧品が売られていますが、これを見れば、天然成分だけを使っていて、有害な人工の化学物質などは

 

“一切使われていない”

 

このように勘違いしてしまうのも、仕方のないことだと思います。

 

でも、完全無添加のイミはそうではない。ココに

「重大なカラクリ」

が存在しているのです。

 

何を根拠に、”完全無添加”を名乗っているのかといえば、かつて厚生労働省が定めた、

“指定表示成分”

ココに正体を暴くためのポイントがあるのです。

 

何であるかというと、現在化粧品に使われる石油系人工の化学物質は約3000種類ほどあるといわれています。その中から、

 

ガン、アレルギー、皮膚障害などを引き起こす危険性が高いと厚生労働省が判断した、

「103種類」

の人工の化学物質を特定したものが表示指定成分になります。

 

つまりこの103種類が使われている化粧品は特に危険で有害。

このように指定されているのです。

無添加化粧品

 

■完全のイミとは?

完全無添加を名乗る化粧品とは、この103種類の指定表示成分は

 

一切使っていない

 

という意味。裏を返せば、残りの2897種類は使っている。こうしたことになるのです。

 

厚生労働省が定めた特に危険な有害物質は使っていないけど、他のものは、

使っている

このことをして、”完全無添加”を名乗っているわけなのです。

 

もちろん、いくらかはマシ!と言えるのかも知れませんが、人体にとって人工の化学物質は有害であり、異物です。

完全無添加を名乗っているからと言って、天然自然の成分だけを使っているのでは決してない。

この認識を持って情報に接する必要があるのです。

また、

「無添加化粧品」を名乗るものもあり人気ですが、これが何であるかというと、例えば、その化粧品に「防腐剤」を使っていないとする。

通常使われるはずの防腐剤を使っていないのだから、

“無添加化粧品”

こういうことになる。

他に、合成界面活性剤やその他の人工の化学物質が使われていても、何か1つだけ使わない。ただそれだけでも、無添加と名乗れてしまう。

 

本当にメーカー側が好き放題に言えてしまうほど、今の化粧品は紛らわしく、買う側を惑わせてしまうものが多い。

表示に惑わされないように知識を持って、接することが大切になります。

■全表示指定のワナとは?

なぜこんな紛らわしい表現が氾濫するようになったのかといえば、2003年の法律の改正がきっかけです。

 

それまでは、厚生労働省が指定した103種類の指定表示成分だけを記載すれば良かったものが、これからは、使われた全成分を表示することが義務づけられました。

 

そのため、今の化粧品は製造に使われたすべての成分を書かなければならないものとなったのです。

これは一見、良いことのように思われますが、素人の消費者によく分からないカタカナをただ並べられても、

意味が分からない。よほどの知識がないと判読なんてできないわけなのです。

 

そしてこれにより、特にキケンな指定表示成分が他と混ぜこぜになってしまった。そのために、

どれがキケンな成分なのか?

以前よりもずっと分かりにくくなってしまった。

このようなことが起きたのです。

 

本当に紛らわしいものが多いので、化粧品を買う際はとにかく注意が必要になる。

このことに尽きるわけなのです。

全成分表示

 

■医薬部外品という産物

また、全表示指定をしなくても良く、表示指定成分103種類だけを記載すればよいという、

 

「医薬部外品」

 

という新たで、奇妙なジャンルもこの時生み出されました。

 

これは何らかの薬効が認められる成分が入っていると認められるといったもの。

基準も曖昧、安全性もアイマイ。

買う側を惑わす、ワケの分からない制度と言って良いでしょう。

 

103種類の指定表示成分さえ記載すれば、あとはどんな危険な成分を使っても、

記載しなくて良い。

こうしたものなので、本当に注意が必要になります。

 

特に、美白成分と保湿成分が入ったものは医薬部外品として認められるので、美白を謳ったものが多い。

美白成分を肌に潜り込ませるためには、外部からのあらゆる異物を遮断する

「角質層」

をまずは破壊する必要がある。その上でで強力な合成界面活性剤を使って、まずはあなたの皮膚のバリア機能を崩壊させる。

 

その後、ノーガードになった肌に、美白成分を潜り込ませていく。こうした流れになるので、それがどれだけ

お肌のダメージになるか?

想像に難くないのでは?と思います。

 

そんなものを使い続ければ、皮膚はますます弱くなり、ノーガード状態が続くことになる。

当然、皮下組織から水分はドンドン蒸発していき、

“乾燥肌・カサカサ肌”

が常態化していく。

 

自分では潤うことができないところまで無力化されてしまい、後は外の力である保湿クリームなどに頼らざるを得なくなっていくのです。

 

■合成ポリマーって何?

乾燥肌、カサカサ肌。

こうなればあとは、保湿剤の力に頼らざるを得なくなる。保湿剤は肌に潤いを与えてくれるので、

「良いもの!」

そう思われているかもしれません。

 

でも、保湿剤といえども仕組みは同じ。よく仕組みを理解して使わない限り、思わぬ事態を招いてしまいかねないもです。

 

何も通さず立ちはだかる角質層、まず初めに合成界面活性剤がこの層を破壊するところから始まります。その上で、保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸、アミノ酸などを流し込みます。

そして、

“合成ポリマー”

といわれる、水にも油にも溶けにくいシリコン由来の素材が使われるケースが多いのです。

シリコンは高分子体で、皮膚に浸透せずに肌の上に留まってくれる。

そして水分が抜けていくと、「皮膜」を作ったかのような状態になります。

角質層の上に膜を作り、ビニールを被せた状態を作り出すことができる。

これにより合成界面活性剤と一緒に入ったヒアルロン酸などの美容成分が流れたり、蒸発しないように封じ込める。

こうして、プルプル肌・ふっくらもっちり・赤ちゃん肌を実現できるというわけです。

 

少々のシワなら、消えてなくなったかのように思える。
タルんでいた肌に、ハリとみずみずしさが蘇る。

 

それは錯覚に過ぎないもので、合成ポリマーが皮膚にフタをすることの効果というわけです。

美肌

 

■落ちない化粧品の仕組みは?

合成ポリマーは、

 

「落ちない化粧品」

 

を謳ったものには必ずと言って良いほど使われています。

“落ちない口紅”にも、こういう仕掛けがあるのです。

 

でも、落ちない・落ちにくいことが意味するのは、

洗っても容易には落ちないこと。

強力なクレンジングオイルなどを使わなければ、合成ポリマーを洗い流すことは難しいわけなのです。

 

強力なクレンジング作用が働けば、肌には当然ダメージになります。洗うほどに水分が失われ、ますます自らの力で潤うことができなくなっていく。

保湿剤だからと仕組みを理解せずに安易に手を出すことは、皮膚を

 

さらに傷めつけてしまう

 

ことにも繋がっていくのです。

 

皮膚の劣化や衰えを促進してしまい、角質層の修復がますます困難になってしまう。

このことを充分に踏まえておく必要があるのです。

 

合成ポリマーは

ジメチコン、トリメチコンといった〇〇メチコン系。

〇〇カルボマー、〇〇セルロース、アクリル酸〇〇

加水分解コラーゲン

 

このように記載されているので、買う前にチェックしておきたいポイントです。

 

■何を使えば良いのか?

合成ポリマー入りの保湿剤を使えば、肌の乾燥がより一層、強くなっていきます。

唇を舐めるとその後、皮膚がめくれ上がりますが、これと同じ原理で保湿剤の使用は皮膚の乾燥度を上げてしまうのです。

 

保湿剤など何も使わず、角質層にダメージを与えない。これが一番ベストな肌の保湿対策。

どうしても保湿剤を使いたいなら、なるべく合成ポリマーが入ったものを使わないこと。

できれば、無農薬の

「ヘチマ水」

などを利用してみると良いのではないかと思います。

ヘチマ水といえども、弱い界面活性力があるので、角質層にはダメージになりますが、合成ポリマーの入ったものを使うよりは断然マシです。

代替品としては良いと思うので、ぜひ一度試してみると良いでしょう。

 

このように、化粧品や保湿剤、美容液の類いは、角質層をまずは壊して、その後に美容液等を流し込むのがパターンになります。

 

それを繰り返してしまえば、皮膚から水分が失われるばかりとなり、

使うほどに肌の劣化と老化を促進

してしまいます。

 

シャンプーなども同じなので、極力使わず、どうしてもの場合は「ドクターブローナー」のような質の高い石鹸を1日おきにするなど、間隔をあけて使うこと。

 

石鹸といえども界面活性力があるので、使い過ぎれば角質層を傷めてしまいます。

 

人の肌のタンパクと似た構造を持つ、シルクボディタオルなどを使って、優しく優しく汚れを落とす。

それだけでも肌の潤いが変わってくるので、ぜひコチラも一度試してみて!

 

■絹タオル・シルクでカラダ洗い■

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■無農薬ヘチマ水でお肌の保湿対策!
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■オーガニック石鹸・ドクターブローナーシリーズ■

石鹸は廃油から作られるといった悪いイメージを一新した商品の代表がマジックソープシリーズ。良質の油を使っているので、その意味では安心して使えるのではないかと思います。

固形タイプ・液体タイプの両方があるので、石鹸を使いたい方にはオススメの商品といえるでしょう。

良質な石鹸を探すなら、ぜひ一度、試してみては?

Dr.ブロナー・マジックソープシリーズ

■参考文献:

 『皮膚常在菌ビューティ! (美人開花シリーズ)』 川上愛子 著

 『化粧水やめたら美肌菌がふえた!: こんなにも素肌美人になれる最新スキンケア』 出来尾格 著 河出書房 刊

 『医者が教える最高の美肌術』 小林暁子 著 アスコム 刊

 『人体常在菌のはなし ―美人は菌でつくられる (集英社新書)

 

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