自然食業界キャリア15年のOBが綴る

有機野菜の宅配と宗教の関わりは!?業界OBが素性を暴く!

2020/01/29
 
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、有機野菜の宅配業者と宗教の関わりは!?
2、有機野菜は特別な人たちの宗教食なのか!?
3、大地を守る会の大地宅配と宗教の関連は!?
4、人気のオイシックスも宗教系の業者なの!?
5、らでいっしゅぼーやと宗教との関係はどう!?
6、ポラン広場のオーガニック宅配と宗教との関係は!?
7、どの自然食宅配サービスを選べば安全を叶えられるか!?

有機野菜の宅配業者と宗教との関係。

 

宅配業者選びに当たって気にする方もいるのではないかと思います。

 

自分としては、家族に安全な野菜や食材を日々提供したいだけ。でも購入先の宅配業者のバックには宗教団体がいる。そうだとすれば自分が購入した野菜の売り上げが、宗教団体に上納されてしまう

 

“それとコレとは関係ない!”

 

そう割り切ることができない方もいることでしょう。そこで今回は、有機野菜の宅配会社に勤務経験のある業界OBの管理人茶太郎が、独自の視点で有機野菜の宅配業者と宗教団体との関係について述べてみます。

 

■有機野菜は宗教食!?

有機野菜や自然食。

 

それらはどこか特別な人たちの食べもの、そのような印象があります。宗教団体が自然食材を信者向けに提供し、そこから始まり一般に販売する。そうした形のところも少なくないからです。

 

創価学会のアニューもそうだし、世界救世教(MOA)系団体の自然農法、宗教とはちょっと違うのかもしれませんが、ヤマギシズムなどもその一角を占めるのかもしれません。

 

上記は有名どころですが、他にも宗教をバックボーンにした自然食品店は色々とあるものだからです。あなたが購入先の候補としている有機野菜の宅配団体の生い立ちや背景について有名どころを述べてみます。

有機野菜

 

■大地を守る会の宅配は!?

大地宅配は任意団体・大地を守る会の宅配部門として1975年に創立。

 

大地を守る会なんて言うと、

 

「宗教関連ではないか?」

 

と思われるかも知れませんが、そうではありません。宗教ではなく1960年代後半から70年代初頭にかけて盛り上がった学生運動から転身したものといえるでしょう。

 

初代会長は歌手の加藤登紀子さんの夫で故藤本敏夫氏。かつて学生運動の闘士であった創業メンバーが、レイチェルカーソンの『沈黙の春』、有吉佐和子の『複合汚染』に影響を受け、社会を変えるには消費のあり方を変える必要があると決意。

 

「農薬の危険性を100万回唱えるよりも1本の無農薬の大根を作って届けよう」

 

をスローガンに発足しました。

 

宗教団体とは関係なく、その下部組織ではありません。2017年に後述するオイシックスと経営統合し、オイシックスラ大地株式会社となる。

 

大地宅配の屋号はそのまま残し現在もサービス継続中。ちなみに有機野菜の宅配団体ではないけれども、生活クラブ生協も大地宅配と似た素性です。

 

生活クラブも学生運動に敗れた若者たちが牛乳配達から生協組織を創設したのが経緯です。

 

■オイシックスと宗教の関わりは!?

オイシックスは2000年に誕生した比較的新しい有機野菜や減農薬野菜、無添加食材などを扱う宅配サービス。

 

ココも宗教団体とは一切関係ありません。もっと有機野菜や自然食材を”気軽に格安で食べれるように!”をコンセプトにオイシックスは発足しました。

 

当時は消費者の安全な食材への関心が高まっていましたが、購入先となる有機野菜や自然食団体の方は敷居が高いままでした。

 

宅配で食材を取り寄せるには、

 

・入会金や年会費等の初期費用がかかる
・配送日配送時間を購入側が選べない
・注文は1週間前に完了させる必要あり
・有機野菜はいまだ高額で割高感が強い

 

どこも横並びでこのようなシステムとなっていたのです。そこにビジネスチャンスを見い出したオイシックスは、

 

・初期費用なし
・配送帯と時間帯を指定できる
・注文からお届けまでを短縮

 

このような取り組みを始めました。そして畑で売りものにならないとして廃棄されていた形の悪い野菜や大き過ぎる野菜、小さくて不揃いな野菜などを積極的に確保し、割高感の強い有機野菜を安価で提供し始めたのです。

 

また企業向けに安全食材の提供やレシピ類を充実させるなど斬新なサービスで有機農産物市場に旋風を起こし、短期間で業界の雄”にまで上り詰めました。

 

2017年に老舗の大地宅配と合併し、さらには後述する「らでぃっしゅぼーや」とも合併し、オイシックスラ大地株式会社に。

 

老舗2社がオイシックスに吸収された形で統合されたのが実際のところです

有機栽培

 

■らでぃっしゅぼーやの背後には!?

らでぃっしゅぼーやは「日本リサイクル運動市民の会」を母体に1988年に設立。ココも宗教団体とは関係ありません。

 

前述の大地を守る会の2代目会長藤田和芳が、

 

「有機農業に業界を作りたい」

 

と思い立ち、日本リサイクル運動市民の会に声をかけ、大地を守る会から”のれん分け”をするような形で発足しました。

 

立ち上げ当初は大地を守る会から人員も派遣され、有機野菜などの食材も大地から卸される形でした。2000年に大地を守る会と袂を分かつ形で、青汁で有名なキューサイの傘下に

 

その後、外資の大手ファンドに買収されたり、NTTドコモの傘下に入ったりとしつつ、2018年にオイシックスドット大地が買収し、社名をオイシックスラ大地株式会社となる。

 

合併後も、らでぃっしゅぼーやのブランドは維持してサービスを提供中。

 

■ポラン広場は宗教関係なの!?

他にも、ポラン広場もありますが、1970年代に「反農薬」を掲げる八百屋や有機農産物生産者が連合して立ち上げた団体で、宗教とは無関係。

 

主だったところはこのようになっています。

 

有機野菜の宅配業者は宗教団体との関係が強そうな印象ですが、初期は学生運動に邁進した若者たちによって市民運動のような形で始まり、その後市場が拡大する中でベンチャー企業のオイシックスが生まれ、併せてキューサイや国際投資会社、ドコモ、ローソンなどの大手業者が参入していった流れです。

 

以上、有機野菜の宅配団体と宗教団体との関係について述べてみました。

 

■どの宅配サービスを選べば良いの!?

そうであるなら、どの宅配サービスを選べば

 

「安全なの?」

 

そう思われるかも知れません。これについては違いが分からず、混乱されている方も多いのではないでしょうか?

 

いま最も注意するべきは、「農薬」についての問題です。農薬は昔から

 

“洗えば落ちる”

 

これが相場だったのですが、今の農薬は洗っても落ちない。細胞浸透系農薬といって、お米や野菜の細胞の内部に

 

「農薬成分が浸透する」

 

このタイプの農薬が主流になっているからです。“ネオニコチノイド系農薬”とも言われます。細胞浸透系農薬は洗っても落ちないので、使われたら野菜と一緒にそのまま食べざるを得ない。

 

このようなリスクの高い農薬です。農薬は雨などで流されてしまいやすいものですが、細胞浸透系農薬はお米や野菜の細胞内部に成分が格納されているので、雨露では落ちない。そのため通常農薬よりも少ない散布回数で済んでしまうので、

 

“減農薬・低農薬栽培”

 

をいともカンタンに実現できてしまうのです。

 

脳の神経系統に与えるダメージについての懸念の声が後を絶たないのが現状です。もちろん発ガン性の心配もあります。近年は子供の「発達障害」が急増していますが、それとこの細胞浸透系農薬との関係を指摘する識者の声も強くあるのです。

 

大地宅配もオイシックスもらでぃっしゅぼーやもポラン広場も、細胞浸透系農薬に対しては規制する方向性が一向に見られません。安全性を重視で選ぶなら、とにもかくにも、

 

「無農薬」

 

のものを選ぶ。これが身を守る術となるのです。また味噌や醤油など、発酵食品の主役である麹菌や酵母菌は

 

「化学操作・化学培養」

 

された発酵菌が主流となっています。昔ながらの蔵の梁に住む天然の発酵菌を使った製造方法ではほとんど作られていないのが現状といえるのです。

 

大地宅配もオイシックスもらでぃっしゅぼーやも、こうした菌の化学操作・化学培養については一切の改善措置が見られません。実際にわずかな人工の化学物質を探知しただけで、嘔吐や頭痛、発熱、発疹などを起こしてしまう化学物質過敏症の患者さんは、培養操作菌の味噌や醤油を食べれないケースも少なくないのです。

 

食の安全を大切に考えるなら、お米はとにかく無農薬、そして味噌は天然の発酵菌を使ったものがオススメです。以下に宅配サービスで購入できるサイトを紹介しておくので、参考になればと思います。

 

自然栽培と天然菌の発酵食品の通販&店舗リスト

 

 

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