自然食業界キャリア15年のOBが綴る

食事療法と体質・病気の増加と本来の食との密接な関係とは!?

2020/01/31
 
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、本来の食の力とは!?
2、医師が驚愕の体力の秘訣は!?
3、馬並みの体力に感銘した理由は!?
4、本来のムリない食事を再び取り戻せ!
5、現代人の食についての盲点はココ!

 

「当たり前の食べもの」

 

取り上げられてしまうと、異変が起きる。健康で快適な毎日を過ごしたい私たちは、自然でムリのない食事を摂ることが大切になるのです。

 

狂牛病も草を食む牛に対して、肉骨粉を与えたことが原因で起こったこと。野菜にしても、化学肥料などを与えてしまうと、栄養過剰になって、虫や病原菌、消化し切れないまでの過剰栄養による硝酸性窒素の残留。

 

さまざまな不具合を起こしてしまうのです。

 

ガンやアレルギーなどの難しい病気の蔓延、その背後には不自然で体にハードな食材の選択。それが深い影を落としているのです。

 

そこで今回はあるべき、本来の食べものについて考えることで、医者を遠ざけ、クスリを拒む。そんな生き方のヒントについて考えてみます。

 

■馬並みの超人的な体力!

明治時代に来日したドイツの医者・ベルツ。ベルツは日本に長く滞在して、さまざまな功績を残したことが伝えられています。

 

そんなベルツなのですが、日本で人力車に乗ることで気づいたことがありました。それは、

 

「モノスゴイ体力だ・・・」

 

車夫の凄まじいまでの走りに驚き、興味を持ったことが伝えられているのです。体重は50キロ程度、身長は160センチそこそこ。こんな小柄の車夫が、

 

“1日50キロ”

 

も走破してしまう。ドイツの馬車はヒヅメがあるので悪路もOKなわけですが、この車夫は砂利だらけの道を草履で走ってしまう。

 

「超人か!?」

 

そんなことを思ったようです。そこでベルツは車夫が何を食べているか?に注目して尋ねてみたところ、

 

1日一升の飯と漬物、さらにイモの煮つけ・・・。

 

この程度の食べもので、これだけ走ってしまうなんて、”スゴイ!”、そんな風に思ったそうです。

 

■底なし体力の日本人

そこでベルツは、西洋人が食べているような高タンパクの食事を与えてみようと思った。こんな貧しい食事であれだけ走れるのだから、食べものを変えれば

 

「もっと走れるだろう」

 

そう思って、肉やチーズ、卵などを車夫に食べさせてみた。すると3日も経たないうちに、走ることができなくなってしまったそうです。

 

それはマズイということになり、元の食に戻したところ、再び超人のように走り出した。ベルツはこの時の体験を1919年の医学会で発表しているのです。

 

さらにベルツは日光までの道のりを、

 

「車夫と馬とで競争」

 

させてみることにした。馬車と人力車に同じ50キロの人を乗せる。車夫は1人ですが、馬は長距離を走れないので6頭体制でレースに臨む。こうして競争させてみたところ、

 

馬に軍配が上がった。

 

そのタイムはというと、馬は14時間、車夫は14時間30分。ベルツは日本人の体力は底なしで、馬と同等とこれまた帰国後の学会で発表しているとのことです。

 

■本来の食を捨てた代償

私たちは100年前の日本人に比べて、約半分くらいのお米しか食べていないことが指摘されます。米などの糖質から摂るカロリー摂取量は大幅に下がり、それに代わって、

 

「動物性タンパク質や脂質」

 

の摂取量が大幅に増えているのが分かります。この劇的な食の変化に比例するかのように、ガンやアレルギー、糖尿病などの難治化症状が増え続けていることがハッキリと分かるのです。

 

欧米人は胃の壁が分厚く、胃酸の分泌量が多いことが分かっています。それは肉や乳製品などの高タンパク・高脂質食を分解・吸収するのに適した形であることが解説されます。

 

これに対して日本人の胃は欧米人に比べて胃酸の分泌も弱く、動物性の高タンパク食を分解するのに適していない。

 

『欧米人とはこんなに違った日本人の体質』の中で奥田昌子医師は、

日本人の胃腸は特に脂肪分解が難しく、腸内に長く滞留するため、

 

“便秘の原因になりやすい”

 

と指摘します。さらに内臓脂肪の増加に直結すると述べているのです。

 

体調が優れない、心身の力が出ない、便秘がち、こうした症状にお悩みなら、動物性タンパク質の摂り過ぎかもしれないので、参考になればと思います。

 

■食材の質を確保せよ!

もちろん、いくら日本型の炭水化物・糖質を中心とした食卓に切り替えてみても、食材に

 

「農薬や添加物」

 

が満点に含まれているようならその成果も望めないものとなることでしょう。

 

農薬も添加物も人体にとっては異物で、それ以外の何ものでもありません。摂取すれば、体の栄養になることはなく、ただひたすら解毒器官である肝臓・腎臓を働かせることになるので、負担が大きくなってしまいます。

 

やはりお米は当然無農薬のものを選ぶべきだし、味噌は化学操作・化学培養されていない天然の発酵菌を用いたものを選ぶべきでしょう。

 

力ある本来の食材を食べて、力ある充実した人生を歩みたい。ベルツの体験から改めてそんなことを思います。

 

■主食のお米は無肥料・無農薬を!苗から無農薬の自然栽培米

無肥料・無農薬 苗から無農薬の自然栽培ササニシキ

■天然発酵菌による天然醸造味噌

天然蔵つき・天然水使用の蔵つき麹菌味噌

■参考文献
・『米と糖尿病 日本人は炭水化物(糖質)を制限してはならない』 佐藤章夫 著 径書房 刊
・『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防 (ブルーバックス)』 奥田昌子 著
・『日本人の病気と食の歴史 (ベスト新書)』 奥田昌子 著
・『なぜ粗食が体にいいのか: 「食生活」ここだけは変えなさい! (知的生きかた文庫)』 幕内秀夫・興津良一 著

 

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