自然食業界キャリア15年のOBが綴る

病気の症状は絶対悪か?トマトの旬が教える生命が喜ぶ環境づくりの秘訣とは!?

2018/12/16
 
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

世に思われていることと実際のこと。一致することもあればそうでないこともあるようです。ココでは生命が喜ぶ環境づくりのポイントを見て、自然で健康な毎日に必要なことがらについて考えてみます。

■目次
1、食材の旬はアイマイなもの!?
2、トマトの歩みを眺めれば栽培の秘訣が分かる!
3、旬は何に重点を置くかで変わってくる・無理のない環境は!?
4、無農薬栽培が難しい理由はココ!作物の側に立つことが大事!
5、病気の症状は絶対悪か!?治癒は外ではなく内にある理由とは?

 

”いまが旬!”

 

 

実りの秋、こんな言葉をよく見かけます。

 

サンマにキノコに栗に柿、葉物野菜に根菜類。そして我らが主食のお米だって”新米の季節”。

 

”食欲の秋”を彩るこれらの食材群が最も美味しくなる時が「旬」。

 

食べ過ぎと夜更かしには要注意!といったところです。

 

食べものの旬とは、

 

その食材の生命力が最も高い時期。

 

そのように言えるのかもしれません。

 

美味しくて栄養も豊富で、しかもたくさん採れるのでお財布にも優しい!そんな良いことばかりが続く時期が「旬」というわけです。

 

でも、「旬」にはかなりアイマイな面も含まれる。

 

いつが旬なのか?

 

よく分からない食材も中にはあるからです。

曖昧

 

旬はアイマイ!?

例えばトマト。

 

トマトの旬はいつなのか?といえば、

 

「夏」。

 

多くの人はそう答えることでしょう。でも、夏とは断定できない面もあるのです。

 

なぜなのか?

 

その理由はトマトの生まれ故郷、原産地の環境にあるのです。

 

トマトの原産地はアンデスの山岳地帯。気候条件は日中の気温は高く、夜は低い。寒暖差の激しい日本の夏山のような気候条件になっています。

 

一方、湿度はというとほとんどゼロ。常に乾燥していて雨がほとんど降らないところ。年間の降雨量は数ミリ程度の極めて雨の少ない気候です。

 

トマトはこの気候条件を遺伝子に刻み、そこからタネが繋がれていき、世界各地に伝播したわけです。

 

だから美味いトマトを栽培する際はこの気候条件をできるだけ再現してあげることが大切。ストレスなく、ノビノビと育っていけるように環境を整えてあげる。

 

それがトマト栽培成功の秘訣になるのです。

アンデス

 

生命が喜ぶ環境づくり

トマトは夏野菜といわれますが、日本の夏の気温は確かに高い。一方の湿度はというと、これまた高い

 

つまり気温を中心に考えればトマトの旬は「夏」になります。でも湿度を中心に見てみると、トマトの旬は「冬」

 

こういうことになるのです。

 

このため夏のトマトはどうしても水っぽくなりやすい。湿度が高いので水分を多く含んでしまうのです。

 

夏だと日中の温度は適しているけど、湿度は適さない。この点を考慮して、トマトが喜ぶ環境を考えていくと、理想は冬場のビニールハウス栽培。

 

冬にビニールハウスで加温した状態を作ると、日中の気温は高くて夜間は低く、湿度も低い。

 

トマトにとっての理想の環境を作り出すことができるのです。

 

無農薬栽培は難しいか!?

この環境で作られた冬のトマトの味は濃厚でビックリするくらい美味しい。

 

トマトの旬は夏、そう断定することはできないわけなのです。

 

原産地は雨の降らない場所なので、トマトは水が苦手。にも関わらず、たくさん水を与えてしまったり、たくさんの肥料を与えてしまう。

 

それでは大きなストレスになり、生理が狂ってしまいやすい。その結果、虫や病原菌に侵されやすくなってしまうのです。

 

トマトが嫌がることを散々しておきながら、

 

「無農薬は難しい」

 

と言っているのが、今の有機を含めた農業の現実です。実際に無農薬のトマトはほとんどないのが現状です。

 

肥料も農薬も一切使わない自然栽培で野菜を作るためには、いかに野菜が好む環境を整えてあげられるかどうか、ここがポイントになります。

 

それは野菜をよく知り、好みや適性を原産地にまで遡って考えてあげられるかどうか?

 

野菜のの立場に立てるかどうかに賭っているのです。

 

その野菜はどのような環境を好み望んでいるのか、そこを考えるのがこの栽培の成否を分けるポイントです。
(※参考:有機野菜は体にも環境にも優しい農法か?)

病気

 

絶対悪は存在しない!

これは農業に限った話ではありません。

 

私たちの体も同じではないかと思うのです。

 

病気の症状は苦しくてつらいので、私たちはそれを”絶対悪!”と考えてしまいがちです。でも、症状が起こるのは起こるだけの理由がある。

 

問答無用で”悪!”と断定するのではなく、そこに込められた体からのメッセージを読み取ること

 

それも必要ではないのか?と思うのです。

 

不快な症状が出たからといって、スグに”医者やクスリ!”と思考を停止するのではなく、いま体はどんな状態で、何を目指して症状が起きているのか?

 

こう立ち止まってみることも大切だろうと思います。

 

病気の症状を回復させるのは、医者やクスリや手術ではありません。その力は高く見積もってみてもせいぜい2割程度くらいしかないといわれます。

 

治す力は私たちの中の自己治癒力にある。

 

クスリの善悪はさておいても、医療はあくまで補完的なものであってサブの存在に過ぎないものなのです。少々のことでも医者やクスリに依存する、そうしたあり方は改めなくてはならないと感じます。

 

自分の体に本来備わった力を最大限に引き出し、高めるための暮らしのあり方が大切になりますね。

 

■このページのまとめ

・トマトの旬は温度と湿度で見ると違う

・野菜が喜ぶ環境づくりは原産地の環境を参考に

・野菜が嫌がる環境で無農薬栽培は実現しない

・症状の発症も発症するだけの理由があるもの

・治癒力の力がメインで医療ができることは少ない

 

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