自然食業界キャリア15年のOBが綴る

クスリの薬効と副作用の知られざる関係は?服用はどうする!?

2020/07/04
 
薬効
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、日本の医療の源泉は!?
2、薬剤師トップが真相を暴露!
3、作用・反作用の原則って何!?
4、薬理と生理との違いとは何か!?
5、クスリの知られざる裏側とは!?

 

「日本の医療」

 

クスリ漬け!と揶揄され続けていますが、その伝統がいつごろから始まったのかといえば、

 

“江戸時代”

 

ここにどうやら源流があるようです。江戸時代はまだ西洋医学が入って来ていないので、漢方医がほとんど。診察については基本的に

 

「無料」

 

であったといわれています。医者に報酬が発生するのは、

 

“クスリの処方”

 

それを経て初めてその対価を受け取る。このようなシステムだったといわれているのです。そして明治維新となり、政府はドイツ医療を輸入しようという運びになったのですが、それはいまだ未知のもので、医者の数が断然

 

「足りない」

 

そこで、江戸時代の簡保医・薬師たちを急遽医者に任じたのが経緯のようです。西洋薬と漢方薬、両方が混ざった形でその後医療体制は作られ、今日に

 

“繋がっている”

このように解説されるのです。

 

今回は、「クスリ」について考えることで、無投薬・無医療の生き方実現のためのヒントについて述べてみます。

 

■トップがまさか!?

日本薬剤師会の会長が以前、

 

「患者よクスリを捨てよ」

 

という記事を週刊誌に投稿して話題になりました。退任目前の状況とはいえ、何といっても現役の薬剤師会会長。現役の売薬業のトップがこのようなことを激白するに至ったのです。

 

日本薬剤師会といえば、日本医師会、日本歯科医師会と並んで、「三師会」と呼ばれる医療界の権威。全国の約10万人の薬剤師が加盟する大きな団体です。その会長自らがクスリは

 

“キケンだから使うな!”

 

と述べている。これは革命的な出来事といえるのです。その主張をかいつまんで紹介しておくと、

 

・クスリは人体にとって異物で有害なもの
・クスリは症状を和らげるだけ。根本治癒には至らない
・クスリの常時服用を続ければ、肝心な時に効かなくなる
・効果効能が強く、よく効くクスリほど副作用が強くなる
・高齢者は肝臓腎臓の解毒器官が衰えているのに不要なクスリを飲まされている

 

このように指摘し、当時話題となったのです。

日本人のクスリ好きは世界一といわれますが、その総本山とでもいうべき、薬剤師会の会長がこのように述べた。私たちはこうした点を踏まえて、クスリとの

 

「つき合い方」

 

を改める必要があるのではないでしょうか?

 

■作用と反作用

クスリには症状に働きかけるといった

 

「薬理効果」

 

があります。痛みを和らげるとか、炎症を抑えるとか、こうした効果効能があるものをクスリと呼ぶわけです。これに対して食べものは、薬理効果がない。

 

症状に対して効くものがクスリ効かないものが食べもの。このように分けて考えることができるのです。自然界には

 

“作用・反作用”

 

の法則があるといわれています。何らかの効果を自然に対して求めれば、それ相応の反作用が生じる。このように言えるのです。生命を育むための

 

「自然の土」

 

に対して、化学肥料や有機肥料などの異物を投じれば、作物を

 

“速く大きく”

 

できるといった作用を得られます。でも、それに対して自然界は、虫や病原菌を発生させることで、異物に肥料や農薬を排除して、元の自然な状態に戻そうとする

 

「反作用」

 

を起こします。作用と反作用とはこのような関係になるのです。川に家庭用排水や工場用排水などをそのまま流してしまえば、川や海の水は

 

“富栄養化”

 

といわれる現象が起こります。排水に含まれるリンやチン素などが水の中の養分を飽和状態にしてしまうのです。そうなると自然界はこの状態を元に戻そうと、

 

「植物性プランクトン」

 

を大量に発生させる。この時起こる現象が、赤潮・青潮などといった環境汚染です。でも、植物性プランクトンが必死に余分な栄養分を食べることで、海や川を元の自然な状態に戻すことができる。

 

増え過ぎた植物性プランクトンに対しては、それをエサにする動物性プランクトンを大量に発生させることで、元の均衡が取れた状態に戻そうとする。これが作用・反作用の原則。そしてそれは自然界の

 

“恒常性”

 

の発露。このように解説されるのです。クスリには薬効という作用があるけど、その反対には副作用という反作用がある。薬効があるものには必ず

 

「副作用がある」

 

こういうことになるのです。だからこそ薬剤師会のトップは、クスリを捨てよと激白したというわけです。

薬効

 

■薬理効果と生理効果

薬効があるものには必ず副作用がある。だからこそ食と農の歩みは、食べものから薬効を

 

「取り除いてきた」

 

歩みといえるのではないかと思います。原種のキュウリはとても苦くて食べれないモノ。それを常食に耐えられるように品種改良を重ねてきた歩みといえるのです。こんにゃくは日本に古くから伝わる伝統食ですが、コンニャクイモは劇薬の

 

“シュウ酸カルシウム”

 

という物質が含まれている。だからこそ面倒な工程を加えることで、こんにゃくから毒を取り除く調理法を編み出してきた。薬効とはつまり毒のことなので、食べものに薬効があってはたくさん

 

「食べられない」

 

ことになってしまう。食と農の歩みはこの点を意識してきたように感じるのです。主食のお米をたくさん食べても問題が起こらないのは

 

“薬効がない”

 

から。副作用を気にすることなく、沢山たべることが可能というわけです。だからといって食べものに意味がないということではありません。お米には脳や筋肉、その他の臓器を健康で快適に動かすためのデンプン(ブドウ糖)がたくさん含まれています。

 

つまり食品とは、薬理効果はないけれど、

 

「生理作用」

 

があるもの。このように言えるのです。

 

■クスリの裏側は!?

全ての薬効を備えたクスリには副作用がある。それに加えてクスリにはもう1つの問題を内包しています。それが

 

「添加物」

 

の問題です。私たちはクスリ1錠を見ると、それがそっくりそのまま

 

“有効成分”

 

と思ってしまうのですが、そんなことはありません。カゼに効く有効成分は1錠の中のごく僅かであって、残りはすべて添加物になるのです。ザッと挙げておくと、

 

「防腐剤・賦形剤・崩壊剤・光沢剤・コーティング剤・香料・酸化チタン」

 

などなど、さまざまな添加物が混ぜ込まれてクスリ一錠はできているのです。これはサプリメントも同じで、ビタミンCのサプリなら1錠丸ごとビタミンCではない。ビタミンCはごく一部であって、残りはすべて添加物というわけです。

 

だから副作用が発症しても、それが

 

有効成分によるものか?
添加物によるものなのか?

 

よく分からないのが現状といえるのです。クスリを飲み続けるとは、有効成分がもたらす副作用と、添加物がもたらす人体への悪影響。その両方を体内に入れ続けることになるから、

 

“キケン!”

 

このようなものと考えておく必要があるのです。”おクスリ”なんて敬称までつけて私たちはありがたがる習性がありますが、クスリとは本来キケンなものとして

 

「取り扱い慎重」

 

にするべきものだと思います。医者の言うことを聞いて飲み続けた結果、体調不良が止まらない結果を招いてしまうことも常なので、飲むなら

 

“短期間”

 

に限り、

 

「薬効が弱いもの」

 

を慎重に選ぶこと。これが原則になると思います。

 

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