自然食業界キャリア15年のOBが綴る

うがい薬ポピドンヨードとコロナ・消毒薬の知られざる盲点とは!?

2020/09/07
 
うがい薬
この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

 

■目次
1、消毒薬と人体!?
2、消毒薬はなぜ効くの!?
3、切り札になるのはアレ!
4、無差別攻撃の実態とは!?
5、確実に殺せるのはどっち!?
6、弱体化がますます進行へ!

 

大阪の府知事が、

 

コロナウイルスに消毒薬のうがい薬が

 

「効く!」

 

このように発言したことが話題になっています。ポピドンヨードといわれる成分が、コロナウイルスに効くことが分かり、発症から重症に至ることを

 

“予防する”

 

こんな感じで、盛んに報じられているのです。

 

これを受け、消毒薬は効くのか?効かないのか?そんなことを言い出すのは大阪府と製薬会社の癒着が理由ではないか?さらに消毒薬で頻繁にうがいをしてしまえば、口腔内に700種類、

 

「100億匹」

 

存在するといわれる口腔内常在菌にダメージを与えてしまうのではないか?こんな感じで百家争鳴のような状態になっているのです。

 

うがい薬を使うことは私たちの体にどのような作用をもたらすモノなのか?この点を見極める必要を感じます。

そこで今回は、「消毒薬」について考えることで、無投薬・無医療の生き方実現のためのヒントについて述べてみます。

 

■なぜ効くのか!?

毒薬は、病原菌を殺すためのクスリなわけですが、薬効がどのように菌に働き、菌の息の根を

 

「止めるのか?」

 

これについてはあまり知られていないように感じます。そこで簡単に述べてみると、消毒薬が攻撃の対象にするのは菌の

 

“細胞膜”

 

細胞膜を壊すことで、菌を殺す。このようなクスリになるのです。細胞膜とは

 

「タンパク質と脂質」

とで構成される薄い膜で、ココに薬剤が沁み込むことで、細胞膜のタンパク質を変性させていく。これを

 

“タンパク変性”

 

と呼んでいるのです。タンパク変性なんていうと聞き慣れない言葉になりますが、ゆで卵、焼き魚、焼き肉、これらの調理品もすべてタンパク変性の産物。

 

ゆで卵などは、加熱よって卵のタンパク質を変性させる方法になりますが、消毒薬はクスリの薬効によって細胞膜内のタンパク質を変性させていく。このようなクスリといえるのです。

 

でも、菌の細胞には消毒薬の侵入を防ぐ強力な仕掛けが存在する。消毒薬で菌を殺すためには、この仕掛けを無効化にする必要があるのです。

うがい薬

 

■切り札はアレ!

菌の細胞の一番外側には、

 

「細胞壁」

 

といわれる硬くて厚い強靭な壁が備わっています。この細胞壁が消毒薬をガードして、その下の細胞膜に浸透させない。このような働きがあるのです。

 

薬剤が細胞壁の防御を潜り抜けるためには、脂溶性物質でない限り、スルーすることはできないわけなのです。消毒薬の多くは

 

“水溶性物質”

 

なのがほとんどだからです。そこで消毒薬に添加するのは、

 

「合成界面活性剤」

 

合成界面活性剤は本来交わることのない水と油を混ぜ合わせるための化学合成添加物になるのですが、この作用により水溶性の消毒薬を細胞壁の内側に送り込むことができるようになるのです。

 

こうして細胞壁を潜り抜けた薬剤は、細胞膜のタンパク質に取りつき、変性させていくのです。タンパク質は生命の基本中の基本となる物質のため、これが変化してしまうとその生命は

 

“絶たれる”

 

ことになる。このようにして消毒薬は菌を殺しているのです。

 

■無差別攻撃!

バイ菌が死ぬのだから良いことだ、このように思われるかもしれませんが、これには当然リスクがあります。私たちの体には

 

「150兆匹」

 

といわれる人体常在菌が存在しています。バイ菌にも効くことの意味は、常在菌にも効いてしまう。このことを意味しているのです。消毒薬を使うほどに人体常在菌は弱められ、殺されていく。

 

消毒薬からしてみれば、バイ菌も常在菌もみんな一緒で区別なく攻撃してしまう。このようにして人体常在菌も破壊されてしまうのです。

 

口腔内の常在菌はモロにダメージを受けるのでしょうが、100兆匹といわれる腸内細菌も当然ダメージを受けてしまう。クスリはすべて

 

“無差別攻撃”

 

なので、人体の構成に欠かせない菌たちをも一緒に殺戮してしまうのです。

消毒薬

 

■確実に殺すのは!?

消毒薬は菌の細胞の細胞膜、そのタンパク質を変性させるクスリですが、人体にも

 

「60兆の細胞」

 

が備わっています。常在菌と同じ理屈で、消毒薬の薬効はバイ菌のみならず人体細胞をも

 

“同時に攻撃”

 

を加えてしまう。こうした思わぬ結果を招いてしまうわけなのです。人の細胞と菌の細胞には違いがあります。それは菌の細胞には細胞壁が備わっているのですが、人の細胞にはそれがない。人体細胞は細胞膜が

 

「ムキだし」

 

の状態になっているのです。つまり細胞壁という障害がないから、消毒薬は迅速に人体細胞を攻撃することができてしまう。菌を攻撃するよりも、人を攻撃する方が

 

“よりカンタン”

 

こういうことになるのです。消毒薬を使えば確かに菌を殺すことができますが、それ以上に殺されるのは人体細胞の方。消毒薬を使えば使うほど、60兆の細胞はダメージを受け続ける。こんな残念な結果を招いてしまうのです。

 

『傷はぜったい消毒するな』(光文社)の中で夏井睦医師は、

 

「消毒薬で死なない人体細胞はない。細菌は殺せなくても人間の細胞だけは確実に殺せる薬剤、それが消毒薬だ」

 

このように述べ、消毒薬の安易な使用に対して警告を発しているのです。

 

■弱体化促進へ!

コロナウイルスは感染力も弱く、重症化率も死亡率も、いずれも弱い

 

「弱毒性」

 

のウイルスといえます。毎年のインフルエンザによる死亡者数は1万人以上であることを思えば、1000人ちょっとのコロナは極めて致死率の低いウイルスといえるでしょう。ほとんどの人が無症状なわけだから、放置しておけば別段問題は起こらないものなのです。

 

にも関わらず、必要以上に大騒ぎをして、入念な手洗いによって、皮膚常在菌を痛めつける。さらに、次亜塩素酸などを空気中に撒き散らし、肺を痛めつける。さらに消毒薬のうがい薬で今度は口の中や腸内の常在菌を痛めつけ、その上で、

 

“人体細胞”

 

にまでダメージを与え続けている。コロナ怖いと洗脳され続けた結果、自らの体を痛めつけ、心身の弱体化を進めるようなことばかりに終始しているのです。

 

行き着くところまで行かないと分からないのでしょうが、消毒薬などはリスクが極めて高いクスリになるので、本当に注意が必要です。

 

■参考文献
・『傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学~ (光文社新書)

 

 

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