自然食業界キャリア15年のOBが綴る

遺伝子組み換え食品の危険性と表示の問題はこのポイント!

2020/03/06
 
遺伝子組み換え食品
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、遺伝子組み換えの現状は!?
2、日本の緩い規制の状況は!?
3、ゼロじゃないとダメになった!
4、現状を曇らぬ目で直視しよう!

「遺伝子組み換え食品」

 

野菜に昆虫の遺伝子を組み込む。魚に陸上動物の遺伝子を組み込む。微生物に他の生きものの遺伝子を組み込む。このように“種の壁”を越える技術が遺伝子組み換え技術です。

 

異なる生物同士の垣根を越えてしまう、あまりに反自然で不自然の極致のような技術のため、

 

「世界中で嫌われ続けている」

 

わけです。でも、この危険性が問題視され続けている組み換え食品を日本は世界で一番食べている国。他の国では考えられないほど、

 

“甘くて緩い規制”

 

になっている。そのため、知らぬ間にたくさんの組み換え食品を食べさせられているわけです。

 

そこで今回は「遺伝子組み換え食品」の危険性や表示の問題点について考えることで、無投薬無医療の生き方実現に向けたヒントについて述べてみたいと思います。

 

■日本の緩い規制とは!?

日本における遺伝子組み換え食品への規制は、ザル。どのようにも掻い潜れるような甘いものになっているのです。

 

例えば、味噌や醤油に使われる遺伝子組み換え大豆や小麦。それらは表示する必要がないことになっています。また牛鳥豚の畜産に使われるエサが遺伝子組み換えのものであっても、表示しなくて良い。

 

表示しなくて良い理由は、組み換え原料が残っていないし、それによってできたタンパク質に組み換え原料が

 

「残っていないから」

 

危険性はないと説明されるのですが、本当によく分からない理屈です。使ったら使ったことをしっかり表示してくれない限り、私たちは、

 

“買う・買わない”

 

のジャッジができなくなってしまうのです。使ったら使ったことをきちんと知らせる。それがフェアな商取引の大原則になるのだから、この点はしっかり分かるように改めてもらいたいものです。

 

また、使われた原材料の中で、遺伝子組み換え原料が4番目以下なら、

 

「表示しなくて良い」

 

このようなおかしな表示の制度になっています。原材料表示は使ったものが多い順に記載することが通常ですが、4番目以下なら書かなくて良い。組み換え食品を販売する側に

 

“あまりに優しい”

 

法体系を持っている国が私たちの国なのです。

 

このように私たちは知らぬ間に、危険性の問題が残るたくさんの遺伝子組み換え食品を日々体に入れ続けている。こうした現状があるのです。

遺伝子組み換え食品

 

■ゼロじゃないとダメ!

大豆や小麦、トウモロコシなどの輸入農産物を扱う以上は、どう懸命に頑張ってみても、

 

「1%」

 

くらいの組み換え品が混ざってしまうものです。それでも日本では全農などが分別のための高性能な解析機械を使って、これまで

 

“99%”

 

の精度の高さで組み換え作物を排除できていたわけなのです。でも、それが2018年3月の法改正で、ゼロでなければ、

 

「遺伝子組み換え食品不使用」

 

と表示できなくなってしまった。どんなに精密に分別しても1%は混ざってしまうことから以前は、

 

“5%以下”

 

の混入ならば、組み換え不使用!と表示できていたものができなくなってしまった。今後こうして遺伝子組み換え不使用はスーパーや自然食品店から姿を消してしまう。このように言われているのです。

 

かくして日本のスーパーで売られている食品の

 

「約6割」

 

は遺伝子組み換え食品が混入している。私たちは世界一組み換え食品を食べている危険性の高い国民と言われているのです。

遺伝子組み換え食品

 

 

■現状を直視せよ!

遺伝子組み換え食品口にしたくなければ、信頼できる業者を選んでそこで購入する以外に方法がないのが現状です。

 

いまのところ有機JAS法においては、加工品も含めて遺伝子組み換え食品の使用は認められていませんが、今後の推移でどのような展開になるか分かったものではありません。

 

現状を見つめることはツラく厳しいことでもありますが、日々口にするものはしっかりとした知識を持って厳選しない限り、カンタンにダマされてしまいますから。

 

世界各国が危険性を問題視し、規制を詰める中、日本政府はますます私たちに遺伝子組み換え食品を食べさせようとしてくるのでしょう。私たちはこのようなことを推し進める人々を政治の舞台に送ってならないことも大切なのでしょう。

 

無関心こそが“最大の敵”となるので、食の安全を大切に考えるあなたに役立つ情報を今後ともこのブログで発信できればと思っています。

 

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