自然食業界キャリア15年のOBが綴る

有機野菜をお試しする前に・自然な野菜の見分け方を伝授!

 
有機野菜
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、有機野菜を試す前に!
2、判断基準をリセットする!
3、有機野菜の真相はどうなの?
4、最大の問題点は表示にあり!
5、お試しの見分け方の秘訣とは?

 

「実に紛らわしい!」

 

食の安全に関心を持ち始める。すると気になりだすのが専門用語。

 

有機、無農薬、減農薬、特別栽培

 

業界ならでは!のこれらの言葉が気になるようになってくるのです。

 

でもコレって正直、面倒じゃないですか?実に小難しくて煩わしい・・・。きっとあなたもそう思われているのではないでしょうか。

 

もし“その通りだ!”と思われるのなら、あなたは実に素晴らしい洞察力を兼ね備えた方。そんな風にいえてしまう。

 

なぜならこれらの言葉はアナタを惑わせ、混乱に導く。こうした目的のもと、あえて分かりにくいように命名されている。私などはそう勘ぐっているのです。

 

確かにそれぞれの言葉に定義があり、違ったイミが備わっている。でもそんなのイチから調べて理解して。さらに自分のアタマで咀嚼して。

 

そんな面倒なことに時間を割けるほど、私たちはヒマではない。仕事に家事に、趣味にレジャーに、現代に生きる私たちは、何かと忙しいのが常なのですから。

 

「もっとシンプルに!もっとイージーに!」

 

安全な食材を手にするための判断軸はないものか?あなただって、そう思われていると推察するのです。

 

自然で安全な食材を手にする。そのための判断軸は、これらの言葉を理解するところには存在しない。イミを理解すればするほど、本質が見えにくくなっていくばかり・・・。

 

よりカンタンに、より分かりやすくモノゴトを捉えてこそ、真相がずっとハッキリ見えやすくなっていく。このことも事実ではないかと思うのです。

 

そこで今回は、「安全な食材」についてよりシンプルに考えることで、無投薬無医療の生き方実現のためのヒントについて考えてみます。

 

■判断基準のリセット

有機野菜も減農薬野菜も、無農薬野菜も。これらはひとまとめにされて、

 

「自然食」

 

という名で呼ばれています。世に溢れる一般的な食材は、反自然食。それと区別する意味合いでつけられた名前が自然食。こういう分け方になっていると思うのです。

 

自然食を名乗る以上は、その判断軸はどこまでいっても

 

『自然界』

 

でなければなりません。誰かお偉い学者先生の言ったことや業界に蔓延る悪しき常識や習慣など。これらでは決してないはずのものなのです。

 

自然食か否かを判定する際の唯一の基準は、自然界の仕組みや摂理

 

この視点を持って、判断していくとさまざまな事がらが見えてくるのではないか?と思っているのです。

 

減農薬・低農薬の野菜とは、農薬の回数を減らし、少なくした野菜。こうしたこと意味しているのでしょう。これらの野菜は自然食品店や有機野菜の宅配などでも、たくさん売られている。

 

それどころかほとんどの自然食業者の主力野菜になっている。こうした面が実際のところといえるのです。

 

それらはあたかも自然で安全な野菜であるかのように、高い値段で販売されています。そして買う側の私たちはそのことにさほど疑問を持っていない。低や減とワザワザいうくらいなのだから、きっと安全で良い野菜なのだろうな。

 

こんな風に思ってしまいがちな傾向が見られるのです。

 

でもそれが本当に正しい判断なのかどうか?自然界を判断基準に考えてみると、自然の野山に農薬は一切

 

“使われていない”

 

この事実に気づきます。ましてや私たちの周りには、低農薬の山も、減農薬の野原も、そんなものはどこにも一切存在しない。この事実に気づくのではないでしょうか?

 

自然界はいつだって変わることなく、無農薬の世界。低農薬・減農薬は反自然で不自然な野菜であるといえてしまう。

 

低とか減とか、言い方が回りくどくて、あまりにめんどくさい。この世には、

 

「本物の野菜と農薬野菜」

 

の2種類しか存在しない。見分け方はこの2つを知っていれば充分。低だろうと減だろうと、農薬を使っている以上は、『農薬野菜』の四文字で終わりで以上。それ以上、細かく論じる必要は一切ないというわけです。

 

自然界を教師に据えれば、こうしたことがクリアになっていく。自然で安全な野菜を求めるのなら、

 

“農薬野菜は買わないこと!”

 

低や減などといった言葉に決して惑わされてはならない。こういうことになるのです。

 

■有機野菜は自然なのか?

それならば、『有機野菜』の方はどうなのでしょうか?

 

有機野菜といえば、食の汚染から私たちを守ってくれる。あたかも救世主であるかのような扱われ方をしているのが一般です。実にクリーンで清浄な野菜、こうしたイメージがついて回るのですが・・・、その実態はというと・・・、

 

何と、約40種類以上の農薬の使用が法律で許可されているのです。そしてこの法律で許可された農薬を使うのであるならば、回数制限は

 

「一切なし」

 

たとえ100回、1000回撒き散らしたとしても、『有機野菜』という美名のもとに販売することができてしまう。こうした野菜やお米を私たちはありがたがって、高い値段で買い続けている。

 

そんなあまりに残念な状況が、2000年の有機JAS法施工当初から20年以上。長きにわたって続いてしまっているのです。

 

有機野菜とは無農薬野菜のことである、いつまで経ってもこのカン違いが放置されたままになっている。自然界を教師に判断してみれば、法律で許可された約40種類の農薬を使って景観を維持し続けている。そんな自然の野山はどこにも存在しない。

 

法律で許された農薬であろうとなかろうと、農薬を使う以上は反自然な農薬野菜。こういうことになるのです。

有機野菜

 

■最大の問題は?

有機野菜の最大の問題点は、

 

「情報公開の義務がないこと」

 

この一事に尽きるのではないかと思います。

 

有機野菜を育てる農家さんの中には、農薬を一切使わず無農薬で栽培し続けている。それを有機野菜として販売している。本物の野菜を栽培し、それを売る。少数ながらも、こうした方もいるのではないかと思われます。

 

でも農薬を使っているのか?いないのか?そのことを買う側の私たちにきちんと知らせる。こうした情報公開の義務は法律上一切存在していない。このため、その有機野菜が

 

「無農薬の有機野菜なのか?」

「農薬を使った有機野菜なのか?」

 

これを判別するための材料が私たちには一切与えられていない。言葉は汚くて恐縮なのですが、クソも味噌も一緒にされてしまっている。

 

この点にこそ、最大の問題があるのではないかと思っているのです。

 

使用された農薬についての情報公開がきちんと行われていない以上は、たとえ有機野菜であっても、

 

“農薬野菜!”

 

こう考えておいた方が自分や家族の健康を守り、貴重なお金を守ることにも繋がっていく。私などはこのように思っているのですが、あなたはいかが思われるでしょうか?

 

■見分け方のポイントは?

有機野菜は相場によって開きができますが、一般野菜に比べて

 

「1.5倍~3倍」

 

くらいの値段がするのが普通です。果物になると3倍以上は当たり前!こうした価格設定になるのが現在の状況であるといわれているのです。

 

高い買い物をするのだから、有機野菜を買うなら買うで、使われた農薬の種類と回数くらいは最低限、お店の人に質問する。その回答次第で、買う買わないの判断を下していく。この必要を感じます。

 

本当に残念なことではありますが、自然食品店においても、有機野菜や自然食の宅配においても、有機野菜に対しては、「有機」。減低野菜に対しては、“減や低”

 

このようにしか表示しないところがほとんどになります。農薬情報を積極的に公開している業者は、ほぼ皆無なのが現状といわねばならないのです。

 

使われた農薬の状況をあえて確認できなくさせている。私たちは目くらましを仕掛けられ続けている。自然食品店選びや有機野菜の宅配でお試しなどをしてみる際には、使われた農薬の情報がきちんと

 

“公開されているのか否か?”

 

この点を厳しくチェックした上で、お試しなどに申し込む必要を感じます。高い買い物がムダな投資にならないようにと願っております。

 

そして「自然食」を名乗る業者や団体は、このことを真摯に反省し、農薬を使ったのならどのくらい、そしてどんあ種類のものを使ったのか?このことを自ら進んで公開する。このことを強く求めたいと思います。

 

だから当サイトでは、

肥料も農薬も一切使わない『自然栽培』の農産物をオススメしています!

無農薬・無肥料の自然栽培農産物と天然菌の発酵食品の通販&店舗リスト

 

◆この章のまとめ◆

・自然食かどうかの判断基準は自然界にある
・低農薬・減農薬のお米や野菜は反自然物である
・世には本物の野菜と農薬野菜の2つのみしか存在しない
・有機野菜には約40種類以上の農薬の使用が許可されている
・有機JAS法では農薬使用の情報公開義務が一切存在しない
・有機野菜を買う際は農薬の種類と回数をきちんと問い質すこと
・お店選びや有機宅配選びは農薬の使用状況の公開に注目すること

 

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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

Comment

  1. あかね より:

    むーさん、こんにちは^^

    雨の中、砺波に行ってまいりました!(晴れ女はいずこへ・・・でしたが笑)雨だったのと、早めに行ったので、そんなに人出がなく、ゆっくりとチューリップを堪能することができて逆に良かったのかなと思いました。
    あんなにたくさんのチューリップを見たのは初めてだったので、とてもとても感動でした♪
    しかも、今年は70周年とのことで、チューリップアート?で70と描かれていたのも素晴らしかったです!

    帰りには、解禁となった生ホタルイカと白エビなどのお寿司を堪能して、ますます富山が好きになりました~(笑)

    ちょうど昨日、主人と有機野菜にもいいものがあるのかどうか?という話をしていたのです。

    主人も私もむーさんとご縁を頂いてから、だんぜん自然農法がいいと思うようになったのですが、やはり身近で自然農法の野菜を目にすることがないのが現状なんですよね・・・

    今は時間と環境的に、自家菜園はちょっと無理なので、未来のためにむーさんの記事で勉強をさせて頂いてます!

    変なウイルスにマスコミが騒いでいる間に、色々な嬉しくない法案が可決されてしまったりしてますが、一人でも多くの人が真実に気づいて、大事な食にもっと気を遣うようになってほしいものです。

    いつも本当にありがとうございます!主人も喜んでおります。

    • 茶太郎 より:

      あかねさん、こんばんわ。

      コメントありがとうございました。

      そうですか、チューリップ行かれたのですね。

      お天気はあいにくだったようですが、富山湾の海の幸をご堪能されたのですね。

      あ~あかねさん、日本酒飲めれば、海の幸がさらに引き立つのに☆彡

      スイマセン、それはのん兵衛の独り言です。

      新コロ騒動で、東京への海鮮出荷が減って、地元出荷が去年も今年も
      豊富で安価な印象です。

      チューリップの数は本当にすごいし、種類も豊富。チューリップは
      当面、お腹いっぱいなのでは?なんて思ったりもします。

      ウチの庭も何色のチューリップが咲くのか?今からの楽しみの1つです。

      そうですね、有機野菜にも良い有機と悪い有機とがあるので、両者の
      区別をしっかりした上で、売るべきなのだろう。

      そんなことを思います。

      植物性の肥料だけを使ったものは比較的自然で良い有機。
      糞尿を使ったものは、悪い有機。

      土の自然から考えると、このようにいえるのではないかと思います。

      私も毎日、畑で奮闘しております。

      マナブさんにも、どうぞよろしくお伝えくださいね、拝。

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