自然食業界キャリア15年のOBが綴る

免疫力を高める7:3の法則重視で病気に負けない体づくりを!

2020/02/13
 
免疫力
この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、免疫力を高めるには!?
2、抗生物質が腸内を乱す!
3、免疫活性・残り3割はどうなの!?
4、ストレスを溜めないライフスタイルを!

 

「免疫力の発動」

 

“自然治癒力”とも言われています。私たちの体を昼夜パトロールしてくれるありがたい防御器官が、「白血球」。白血球の働きを免疫力と呼ぶわけです。

 

白血球は3つの部隊から構成され、

 

マクロファージ5%・顆粒球60%・リンパ球35%

 

の割合で細菌やウイルス、人工の化学物質などの異物の侵入を防ぎ、体を守ってくれているのです。大きな異物、細菌や人工の化学物質などの異物、ガン細胞などに対してはマクロファージと顆粒球。

 

ウイルスなどの小さな外来異物に対しては、リンパ球。それぞれの役割で私たちの体を守り、監視してくれているのです。

 

そんな白血球なのですが、その70%は腸管に集中している。そこでいわれるのは、

 

「腸内細菌との連動」

 

腸内細菌との連携を通じて私たちを外敵から休みなく、守り続けているのです。腸内細菌が元気だと白血球も元気。免疫力をフル稼働させるためには、腸内細菌の働きを活性化することが大切になるのです。

 

そこで今回は、「免疫力」、特に3割の活性化について考えることで、無投薬無医療の生き方実現のヒントについて考えてみたいと思います。

 

■抗生物質濫用の実態は!?

腸内細菌を元気に保つためには、

 

“薬剤への注意”

 

が必要になります。いまは気軽にクスリを飲んでしまう時代で、タダの風邪に対しても抗生物質が処方されたりするのです。

 

抗生物質は菌を殺すための薬剤ですが、これを使えば悪い外来菌だけを退治してくれる・・・。私たちはこんな都合の良い勝手な妄想に捉われがちですが、

 

そうではない。

 

抗生物質がいわゆる病原菌だけを捕捉して倒してくれるわけではないのです。腸内細菌をはじめとした人体に生息し、私たちと共存関係を結んでいる、

 

「人体常在菌」

 

へも攻撃を加えてしまい、その働きを弱めてしまうのです。抗生物質は畜産でも養殖でも乱用されています。特に畜産業においては、病気の感染を防ぐばかりではなく、抗生物質を使うと家畜の生育が早くなることから、

 

“成長促進作用”

 

を期待して、エサに混ぜられ続けているのです。この他にも、田畑で使われる殺菌剤、シャンプーや台所洗剤、そして化粧品などに含まれる合成界面活性剤。

 

これらも人体常在菌を弱めてしまう殺菌力があるので、生活環境を自然に整えることは

 

「実に大切!」

 

といわねばならないのです。

 

衣食住を自然に整えることは免疫部隊の働きを高めることになるので、食を中心に無農薬・無添加ライフを心がけたい。こうしたことになるのです。

無農薬

 

■残りの3割は!?

免疫力の7割は腸内細菌と連動して腸管にあるのですが、それなら

 

残り3割はどうなのか?

 

こうした疑問も当然出てきます。その答えは、私たちの心と体に付きまとう、

 

「ストレス」

 

に賭かっていることがいわれています。医学用語でいえば、自律神経、交感神経と副交感神経の働きを自然に整える。このことが大切になるのです。

 

前向きで、常に明るい気持ちを持つことで、免疫力は活性化されていきます。これとは反対に、クヨクヨしたり、落ち込んだりが続いてしまえば、免疫力は低下することが言われています。

 

特に白血球の中の顆粒球は、細菌や異物である人工の化学物質などを活性酸素をバラ撒くことで退治してくれるありがたいものですが、

 

“ストレス過多”

 

に陥ると、活性酸素をバラ撒く量が増えてしまい、異物は元より、正常な細胞までをも攻撃し始めてしまうのです。

 

ストレスを心に持ち続けてしまうと、活性酸素の過剰分泌が起こり、その攻撃で正常細胞のガン化が進んでしまう。このように解説されているのです。

 

■当たり前の生活スタイルを!

顆粒球とリンパ球は拮抗関係にあり、顆粒球が増えるとリンパ球が減り、その逆の現象も起こるわけです。

 

暴飲暴食を続けたり、睡眠不足が続いたり、怒りや嫉妬で心が覆いつくされたりしてしまうと、体内で顆粒球が多くなり、活性酸素の量が増えてしまうのです。

 

こうしたことは心身にストレスを与えてしまうので、できるだけ昼間は活発に動いて、夜はしっかり休息し睡眠をしっかり取ること。このバランスが大切になります。

 

昼間は交感神経が優位の状態にして、夜はリラックスタイムで副交感神経を優位にする。副交感神経優位の際に働くリンパ球は

 

「22:00~2:00」

 

の間に最も活性化することが分かっているのです。人は昼に動き、夜に休むのが自然なので、この当たり前の生活習慣を整えたいものです。

 

一般に顆粒球過剰な体質やライフスタイルは、ガンになりやすいことが言われ、リンパ球過剰に傾くとアレルギーを発症しやすくなることが言われます。

 

どちらが良いというものではありませんが、できるだけ人の自然に近づけることが健康で元気な毎日の秘訣。夜更かしもダメだし、暴飲暴食もダメ、かといって眠り過ぎやリラックス続きで心が弛緩したような状態ばかりでもダメ。

 

メリハリをつけて日々を過ごすことが健康な体づくりには必要になりますね。

 

■参考文献
・『安保徹 「やめてみる」だけで 病気は自分で治せる』 安保 徹 著 永岡書店 刊

 

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