感染症克服とワクチン・抗生物質との偽らざる関係とは!?

■目次
1、感染症とワクチンの関係は!?
2、ワクチン幻想は神話だった!?
3、ワクチン・抗生物質のデメリットは!?
4、薬剤をエサに増殖する新種の菌とは!?
5、外来物に負けない体づくりの秘訣は!?
「人類は感染症を克服した!」
ワクチンや抗生物質の開発により、結核やチフスやしょうこう熱などの恐ろしい
病気に打ち勝ってきた!
私たちはこのように思っているのです。医療の進歩は目覚ましく、これからも未来永劫にわたって続いていく・・・。そう思われていますが、果たしてそれは
「本当か?」
医療は伝染病の克服の直接の原因なのか?しっかり確認しておく必要を感じるのです。
そこで今回は“感染症”について考えることで、医者を遠ざけ、クスリを拒む。そんな生き方のヒントについて考えてみたいと思います。
■抗生物質やワクチンのおかげ!?
結核患者数。
イギリスの統計によると、結核にかかり死亡した人の割合は、1838年で
「100万人あたり3800人」
ここをピークとみることができます。その後、ワクチンが開発され実用化されたのが1945年。その頃にはすでに、
“500人を切っていた”
ことが分かるのです。またしょう紅熱・チフス・結核についてのアメリカの研究調査では、1900年代に入ると死亡者数が激減していたことが分かります。
抗生物質が使われ始めたのが1945年頃なので、死亡者数激減と抗生物質の投与との関係は、
認められない。
このように言えるのです。
抗生物質やワクチンが感染症を激減させたのではなく、食料やキレイな水などの衛生環境と病原体に感染したことによる免疫抗体の獲得。
これらが患者数激減の直接の原因であると考えられるのです。
■使うメリット・デメリット
あたかもワクチンや抗生物質の開発が感染症克服の原因であるかのように宣伝する背景には、
“クスリ売らんかな”
を最優先にする製薬会社などの意図が見え隠れしています。私たちはこうした情報に惑わされることなく、ワクチンや抗生物質の偽らざる姿をしっかり把握した上で、
“打つ・打たない”
“使う・使わない”
の判断を行う必要があるのです。
ワクチンには防腐剤を始めとしたさまざまな添加物が使われることが指摘されます。ホルマリンなどの防腐剤や合成界面活性剤、有機水銀などが添加されているケースが多いので、それによる重篤な副作用の心配が付きまとうからです。
また抗生物質に関しては、薬剤が問題となる菌だけを攻撃してくれるのならまだ良いのでしょうが、実際は、良いも悪いも無差別に攻撃してしまうのです。
人の体には150兆匹を超える人体常在菌が生息し、私たちと共栄共存の関係を結んでいます。腸内細菌に見られるように、私たちの健康にとって欠かせない菌たちまでをも
「攻撃してしまう」
抗生物質を濫用すれば、腸内細菌のバランスが崩れ、腸壁に穴が開いてしまい、菌やウイルス、タンパク質などが血管に漏れ出てしまう
“リーキーガット症候群”
の発症確率を引き上げてしまう懸念もあります。また、抗生物質乱用により生み出される「薬剤耐性菌」の問題も深刻といわねばならないのです。
どんなに強力な抗生物質を使ってみて、菌を全滅させることはできません。多くの菌は死んでも、ごく少数の生き残りが出るものだからです。
生き残った菌たちは、薬剤による耐性を獲得し、もはやその薬剤は効かなくなってしまうのです。
■抗生物質をエサに増殖!?
ワクチンや抗生物質は医療現場のみならず、農産物や肉魚、卵、乳製品などにも幅広く使用されています。使えば使うほど、菌は耐性を獲得していくので、より難しい状況を作り出してしまいます。
乱用を続ける結果、抗生物質を食べて増殖する、
「インベーダー細菌」
の出現が話題になりました。現時点では大きな広がりを見せてはいませんが、抗生物質などの薬剤の乱用を止めない限り、その広範な拡大は
“時間の問題!”
そうした危うい状況を作り出してしまいかねないのです。仮にインベーダー細菌が蔓延しても、普段から無農薬のお米や野菜を食べ、できるだけ抗生物質を使わない肉や魚などを食べている人は
「健康被害も限定的」
で済むかもしれません。体内にインベーダー細菌のエサとなる抗生物質などの薬剤の残留量が少ないことが理由です。
私たちは自分に備わった免疫力を引き上げるためにも、普段からクスリやサプリなどを使うことなく、なるべく自然で体に無理のない食材を日々口にすることが大切になるのです。
■外来物に負けない!
人の体は外来菌を体内に摂り入れることで、免疫抗体を獲得し、菌やウイルスに負けない体を作っていくことが言われます。それは雑菌やバイ菌に感染することでそれに負けない体づくりをしているとも言えるでしょう。
菌がコワイ、ウイルスが危ない。そう騒いで
「安易にワクチンや抗生物質を使わない」
ことが大切です。そして力のある食材を食べて、身の回りの生活環境から殺菌・抗菌グッズ、合成洗剤などの界面活性剤を極力使わない。こうした毎日の努力も大切になります。
外来物が来ても自ら克服できるだけの力を日々養うことが大切になりますね。
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