こんにゃくダイエットの知られざるデメリットは?製法に注目セヨ!

■目次
1、有機JAS加工品は安全か!?
2、こんにゃくの添加剤の実情は!?
3、昔と今の決定的な違いとは何か!?
4、微量でも日々セメントを摂取・・・!?
5、自分や大切な家族を守るための方法は!?
「有機JAS加工品」
安心安全食材の目印の1つになっています。食の不安が高まる中、無添加で作られたモノを食べたい!その思いは、
“切実なもの”
になっているのです。そうした中、有機JAS加工品は安全を守る砦のような存在になっているのですが、その中身についてはあまり触れられることがありません。
「有機は安全」
そう無条件に言われているだけであって、その実態についてはあまり触れられることがないのです。
そこで今回は、「安全食材」のデメリットについて考えることで、無投薬無医療の生き方実現のヒントについて考えてみたいと思います。
■古くて新しい食材
「こんにゃくダイエット」
そんな言葉があるように、こんにゃくはヤセたい!人の守り神のような存在になっているのです。またお通じが快調でない人にとっても、こんにゃくはデメリットが少なく、ありがたい食べものになっているのです。
そんなこんにゃくなのですが、その歴史は古く、縄文時代にはすでに東南アジアから伝わっていたとする説があります。そして奈良時代になる頃には定着し、食べられるようになったといわれているのです。
そんな私たちにとって馴染み深い食材の1つがこんにゃく、古くて新しい食材といえますが、便秘やダイエット愛好家からこよなく支持される食材となっているのです。
こんにゃくはイモを粉にして、そこにお湯を注いだ状態にする。その後、
「凝固剤」
を使って固めていく。このような工程を辿ります。ココで問題になるのが、凝固剤。凝固剤として使われるモノが今と昔とでは
“全く違うモノ”
に変化している。デメリットも存在する、そんな食材に変わり果てているのです。
■昔と今とは?
かつての凝固剤は、「草木灰」が使われていました。ワラなどを燃やして、そこから出る灰にお湯を注いで、
「灰汁」
を作ります。それをこんにゃくに流し込んで、固めていくのが手順になります。でも、大量生産・大量消費の現代では、草木灰を作って、お湯を注いでなんて眠たいマネをしているワケにはいきません。そこで使われるのが、
“水酸化カルシウム”
この薬剤を使って、こんにゃくを固めているものばかりとなっているのです。草木灰を使った昔ながらの製法で作られたものは、
「ほぼ皆無」
になっているのが現状なのです。
■セメントを毎日・・・
水酸化カルシウムはよく使われる添加剤なのですが、それが何であるかといえば、
「石灰」
です。石灰を使ってこんにゃくを固めているのが現在のほとんどの作り方というわけです。石灰は農業においても使われますが、酸性土壌といわれる日本の農地を石灰のアルカリで
“中和”
する目的で盛んに使われているのです。でも、大きな問題もあって、土に石灰を撒いてしまうと、石灰が雨や土中の水分と反応して、
「ガチガチの岩盤層」
を形成してしまう。セメントの原料は石灰なので、
“畑のセメント化”
が進んでしまう、こうしたマイナス面があるのです。当然、作物を植えても地中深くに根っこが入り込めなくなる。セメント層に邪魔をされて、根を伸ばすことができなくなってしまうのです。
微量であっても、今のこんにゃくにはセメントの材料が添加剤として使われている。それをダイエットに良いからと、お米などの代わりに毎日大量摂取していれば、腎臓や尿道などに
「結石」
を作る原因になってしまう。他にも、皮膚や腸壁へのダメージが指摘される物質が、水酸化カルシウムというわけでです。
■有機JASマークがあっても!
有機JAS加工品において、水酸化カルシウムは使って良い添加物の1つとしてカウントされています。有機JAS加工品ならば
「全部無添加!」
そのように思ってしまいがちなのですが、そんなことはない。
“約60種類”
の添加物の使用が認められているからです。このため、有機JASマークが貼られたこんにゃくであっても、水酸化カルシウムが使われているものがほとんど。自然食品店や有機野菜の宅配などで扱われている、こんにゃくであっても、
「事情は同じ」
というわけです。有機JASマークが貼ってあるから、
“安心!”
こういうことにはならないものなので、食材選びは慎重にきちんとした情報を持って行う必要があります。国や企業の宣伝文句に乗っかっているようでは、自分や大切な家族を守れないとものなので、大変だけれど厳しい目線でコトに臨む必要を感じています。
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