自然食業界キャリア15年のOBが綴る

自然栽培トマトの栽培実験は砂と石に注目!

2019/07/04
 
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

肥料も農薬も使わずに野菜を育てる。

 

無肥料・無農薬の自然栽培、そんな農法に取り組み初めて5年目になります。その間は試行錯誤で、挫折の連続です。でも、趣味の家庭菜園なので肩の力を抜いて、あまり気負わずのんびりと構えているわけです。

 

人間本意の接し方を捨て、

 

いかに野菜が快適で喜ぶ環境を用意できるか?

 

これが自然栽培成功の秘訣になるというわけです。それは、

 

“自分が野菜だったらどうだろうか?”

 

そのように我が身に置き換えて、トライアル&エラーを重ねる、そんな農法が無肥料・無農薬の自然栽培なのです。

 

気温の上昇に従い、トマトは大きくなっています。でも一般には、

 

『トマト栽培はビニールハウスなどの施設が必要!!』


そのように言われます。

 

青空の下で育てる、いわゆるトマトの露地栽培は極めて難しい。そんな風に言われているのです。なぜ屋外でのトマト栽培が難しいのかといえば、

 

「雨」

 

トマトの原産地はアンデスの高地で年間降水量が1ミリもないようなところで生き続けてきました。そのため高温多湿な日本ではトマトの野外栽培はなかなか難しい。トマトは水が嫌いなので、梅雨の雨に打たれ苗が弱ってしまうのです。

 

もちろん、肥料・農薬を駆使すれば露地栽培も可能なのでしょうが、私が行っているのは肥料も農薬も一切使わない自然栽培。それにはトマトが過ごしやすく、快適に感じる環境を整えられるかどうか?が運命の分かれ道となるのです。

 

これまで畑の土でトマトを生育させてみましたが、いずれも失敗(4年連続!)。そこで今年は、砂の上で栽培してみることにしたのです。

自然栽培トマト

 

砂を使うことの狙いは「水はけ」。水はけがすこぶる良いので、水分を溜め込まない。雨続きでもサーと排水してくれる。

 

私の畑は山際なので、昼は熱く、夜は比較的冷涼。まさにアンデスの気候そのもの。砂がエアコンのような役割を果たしてくれるのではないか?

 

“トマトもきっと喜ぶはずだ!”

 

そう思ってトライしてみたところ、今のところ順調に育ってくれています(あくまで今のところですが・・・)。雨が続いても、問題なし。正直、滅茶苦茶元気なのが現状です。

自然栽培トマト・大玉
(※写真は中玉トマト)

自然栽培ミニトマト
(※色づき始めるミニトマト)

もちろん、ワンシーズンやってみないことには何とも言えませんが、これはヒットではないか?と密かにほくそ笑んでいます。

 

砂以外にも、小石で試してみたり、砂と土、小石と土、砂・小石・土といったように色々実験しています。

 

水キライのトマトに水をたくさん与えると、水っぽい実になる。トマトの生育に必要な水分は自然任せにして、水やりなども一切行っていません。

 

水がキライと言っても水分はある程度必要なので、トマトの苗はうぶ毛を出して、空気中の湿気をキャッチしている模様です。

トマト苗
(※砂ではなく小石と土での苗栽培)

トマトのうぶ毛
(※うぶ毛の様子)

人が”水やり・肥料やり・害虫駆除”と徹底管理するのではなく、トマトがしたいようにやってもらう。水が欲しければうぶ毛から必要な水分を摂り込み実を肥やしていく。

 

今のところ無肥料・無農薬の自然栽培のトマト砂地栽培はうまくいっている模様です。

芽生え
(※砂の中のトマトの双葉)

どのように推移していくか?このブログでも追って報告していきますね。

 

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