自然食は経済成長の足かせ?GDP拡大が健康を破壊する!?

経済成長。
「成長なくして豊かさなし」
私たちはこのように信じています。
強い経済こそが私たちをより豊かな境地に導いてくれる。経済成長は誰もが喜ぶべき大切な事がら。
“成長のために何をするべきか?”
日本人一人ひとりが日々真剣に問わなければならない。私たちはそう思っているフシがあるのです。
でも、自然食と経済成長は両立しにくい。安全でより自然な食材を求めることは、経済成長の妨げになる。
自然食を選ぶことは低成長を招いてしまう、そのように言えてしまうのです。
■自然食は経済成長の足かせ!?
経済成長はGDPと言われる国内総生産の額で表されたりもします。前年に比べて、
“GDPが〇%成長した!”
こう盛んに言われるわけなのです。GDPとは国内で動いたお金の総計。家計・企業経済、貿易収支、政府支出、これらの金額の総計を見て、
「成長・停滞・後退」
こうした経済判断を行うわけです。
そうなるとタネをタネ屋から買い、肥料も農薬もふんだんに購入し散々使う。このような栽培方法こそが経済成長を加速させる要因になる。
1回でも多く農薬を散布することが経済成長に直結する。無農薬で無肥料、タネも自家採種、どこからも何も購入しない自然栽培のような農法は経済成長至上主義者から見れば、
“非国民!”
こうした次第になるわけです。
・手作りをやめ、お弁当や外食で済ませる方が経済成長に貢献する。
・何も使わない無添加の商材よりも食品添加物を多く使った方が経済成長に貢献する。
このように自然食は経済成長の足かせになってしまうのです。
■経済成長至上主義を続けるのか?
経済成長を唯一の尺度としてしまえば、地球環境も私たちの体内環境も汚染され続けます。
食は健康な生命活動の基本中の基本なのだから本来経済成長で図るようなものではありません。食べたものが血となり肉となるわけだから日々の食材をしっかり吟味する。それが健康な日々を送る第一条件になるはず。
そこを疎かにして、
“病気になったらどうしよう・・・”
そう悩んで、高額なサプリメント、高いガン保険や医療保険、生命保険などに貴重なお金を使ってしまう。そしていざ病気となれば医療の手に落ちていく。
医療は医学と違い経済活動に過ぎないわけだから、患者が溢れれば溢れるほどに潤っていく。新たな病名をわざわざ作り出し、さらに患者とその予備軍を増やしていく。
こうして経済成長・GDPの拡大として換算されていく。
今や日本人の2人に1人はガン、アレルギーになる時代。糖尿病も高血圧症も予備軍を入れると数千万人の患者数。経済成長だけを追求する、それはあまりに極端で偏った見方と言わねばならないのです。
私たちは経済成長のために生まれたわけでもなく、生きるのでもない。本当に必要なものと不要なものとをきちんと見極める。それが可能な時代になっているわけです。
すべてのまやかしが明らかになる時代の幕開け。れいわ新選組の参議院全国比例候補の大西つねきさんの講演からそんなことを感じました。
■「会場が震えた」大西つねき れいわ新選組 参議院選個人演説会
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