自然食業界キャリア15年のOBが綴る

有機野菜の宅配でオススメは?プロの私はこう選ぶ!

2018/12/21
 
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、有機野菜の宅配か?安全な野菜か!?
2、有機野菜は無農薬の野菜なのか!?
3、有機野菜のサラダを食べて大丈夫か!?
4、過剰投与の危険な健康被害の実態は!?
5、安全で自然な野菜の三条件とは何か!?
6、栄養なしで野菜は本当に大きく育つの!?
7、栄養が少なくて貧弱な野菜じゃないの!?
8、品質面は大丈夫なの?いくら安全でも・・・
9、美味しく食べることで作り手を応援しよう!

有機野菜の宅配でオススメは!?

 

安全な食材選びをするなら、気になるところでしょう。

 

でも、あなたが購入したいのは、有機野菜なのか?それとも安全な野菜なのか?それをハッキリさせておく必要があります。「有機野菜は安全」、そう条件、前提なしで結論づけるのは無理がある。

 

安全な有機野菜もあればそうでないものもあるからです。

 

安全で自然な野菜を日々口にしたいなら、有機野菜では役不足になるかもしれません。宅配を検討するなら、その偽らざる実態を前もって把握しておく必要があるのです。

 

■有機野菜への誤解とは!?

 

有機野菜は無農薬の野菜である。

 

いまだに多くの人がそのように思っているのですが、それは誤りです

 

有機野菜は法律で許可された30種類以上の農薬を回数制限なしで使って良いことになっているからです。使って良い農薬は安全性を重視して選ばれたものではなく、栽培の必要性や国際間の貿易を円滑に行うために選ばれているだけ。

 

この農薬を栽培期間中に何回散布しました、このように買う側に情報を公開する義務もない。農薬は一切使っていないのか?10回使ったものなのか?果ては100回以上使っているのか?サッパリ分からない。

 

何だかよく分からないものに高いお金を払い続けざるを得ないのが現状です。

 

有機野菜は無農薬である、それは幻想に過ぎない。有機野菜の宅配でオススメのところは使用した農薬などの情報をきちんと公開しているところを選び出す必要があります。

◆より詳しく知りたいなら!:『有機野菜の宅配業者が伝染する残留農薬検査のカラクリは!?

情報非公開

 

■有機野菜のサラダはキケン!?

有機野菜の宅配でオススメの業者を知りたいあなたは、安全な野菜を

 

サラダでたくさん食べたい!

 

そのように思われていることでしょう。火を通してしまうと、ビタミンや酵素が壊れてしまうからです。でも、有機野菜の大きな問題点の1つは

 

「肥料の管理」

 

肥料の質と量に対する規制がないので、有機野菜をサラダで食べることは控えるように!”こう警告を発する研究者も少なくないのです。

 

有機肥料として使われるのは、動物の糞尿が軸になりますが、それらは汚物です。汚物を田畑に投入する以上は長い時間をかけて熟成させ、無害化することが前提になります。

 

その熟成期間は最低3年、理想は5年と言われていますが、実際は1ヵ月から3か月程度で土に投入されるケースも少なくない。

 

それどころか、ほとんど生のような状態で投入しているケースも珍しくない。情報を公開する義務がないので買う側には有機肥料の実態が分からないわけなのです。

 

ただ「有機野菜」というだけでは得体が知れず正体が分からない。一般野菜の2倍くらいのお金を出して正体不明の高額野菜を購入せざるを得ないのが現状です。

 

有機野菜の宅配でオススメのところは、使われた有機肥料の質を管理し、情報をしっかり公開しているところ。でも正直、そうした宅配団体は見当たらないのです。

◆より詳しく知りたいなら!:『有機野菜の宅配選びは2つの重要ポイントをチェック!

 

■過剰投与はハイリスク!

また使われた有機肥料、その「量」にも注目する必要があります。

 

野菜の栽培において、たっぷりの栄養を肥料として与えることが良いと思われています。

 

でも、量を弁えずにたくさんの肥料を与えてしまえば、野菜は栄養分を体内で消化しきれません。いわば肥満症のような姿になり、未消化の肥料成分を体の中に抱え込んだ状態になるのです。

 

”メタボ野菜”なんて言う人もいますが、肥料は多いほど良い。そうはならないわけなのです。有機であれ、化学であれ、肥料を与え過ぎた野菜は毒性が高まってしまうことが言われています。

 

「硝酸性窒素」の問題です。

 

肥料とは植物にとっての三大栄養素である「窒素・リン酸・カリ」を主成分にしていますが、特に窒素肥料は最重要視されている肥料成分です。

 

野菜を速く・大きく育てるのに欠かせない肥料成分が窒素肥料なのですが、与え過ぎてしまうと作物はそれを体内に溜め込んでしまいます。

 

その溜め込んだ姿が硝酸性窒素過多の状態で、特に小松菜やホウレン草などの葉野菜に多く残留しやすいのです。

 

硝酸性窒素過剰な葉野菜をたくさん食べてしまうと、肉や魚のタンパク質に含まれる物質と胃の中で化合する。猛毒である「ニトロソアミン」を作り出してしまうのです。

 

ニトロソアミンは強い発ガン性を持つ物質として知られているものなので、葉野菜を食べる際には注意が不可欠になるのです。また硝酸性窒素は窒息や糖尿病、アレルギー、アルツハイマーなどの症状の原因にもなります。

 

有機肥料は化学肥料と違って、適正な投入量が定められていません。基準がないから生産者本位となってしまう。

 

一般に肥料は多く与えないと野菜は大きく育たたないと考えられているので、有機肥料は投入量がどうしても多くなってしまいやすい。

 

それは硝酸性窒素の過剰を引き起こしまうので、使われた有機肥料の「量」にも意識を向けることが大切になるのです。

 

ホウレン草や小松菜などの葉野菜は赤ちゃんの離乳食としてもよく使われる野菜です。子供の健康な成長を願って硝酸性窒素たっぷりの有機野菜を与えてしまえば、リスクは高まってしまいます。

◆より詳しく知りたいなら!:『有機野菜の離乳食・赤ちゃんが葉野菜で窒息する!?

 

有機野菜の宅配でオススメの業者は有機肥料の「量」についてもしっかり管理しているところになりますが、残念ながら自信を持ってオススメできる宅配業者はほとんどないのが現状です。

秘密

 

■本当に安全な野菜とは!?

まとめると有機野菜の宅配選びをする際のポイントは、

 

1、使われた農薬の種類と回数をきちんと公開しているかどうか?
2、使われた有機肥料の質・熟成年数を公開しているかどうか?
3、使われる有機肥料の量をきちんと管理し規制しているかどうか?

 

この3点に着目して、宅配業者選びを行うことが大切になるのです。でも、大手の有機野菜の宅配業者を見ても、そんなところはないのが現状。

 

”安全な食材を日々食べることは難しいのか・・・”

 

そうした諦めムードが漂ってしまいます。でも、諦める必要は一切ありません。なぜなら、

 

肥料も農薬も一切使わない「自然栽培」の野菜があるからです。

 

自然栽培の野菜なら食の安全を大切に考えるあなたに自信を持ってオススメできる。上記3つのポイントをいずれもクリアできるのが「自然栽培」になるからです。

 

■野菜はきちんと育つの!?

有機肥料も、化学肥料も一切使わない自然栽培。そう言うと、

 

”それで本当に育つの?”

 

そうした疑問が生じることでしょう。でも、私たちの周りを見渡せば、野にも山にもどこにも肥料は使われていません。野山の植物は常に無肥料。

 

無肥料だからと言って栄養失調に陥ることなく、葉を茂らせ、しっかりと実をつけ、翌年また翌年へと生命を繋ぎ続けているのです。

 

生命の宝庫と言われるアマゾンのジャングル、屋久島の縄文杉も、人が肥料を与え続けて出来上がった世界ではない。自然界に有機肥料も化学肥料も使われることはない。ましてや農薬などは一切使われない。

 

肥料も農薬も田畑でしか使われないものといえるのです。

 

肥料も農薬も一切使わない自然栽培は自然界の植物がなぜ肥料もなく、農薬もなしで元気に生きているのか?

 

この点に着目して、その法則を田畑に応用した農法です。まさに自然の力の結晶が自然栽培の野菜になるので、安全な食材を探しているならぜひ一度試してもらいたいと思うのです。

自然界

 

■栄養価の低さはどうなの!?

でも、

 

”肥料も与えていないのだから栄養は乏しいんじゃないの?”

 

そう思われるかもしれませんが、そんなことはありません。植物には生きるために必要なエサを自分で探し出せるだけの能力が備わっている。だからこそ、太古の昔から今日まで生命を繋ぎ続けることができているのです。

 

先ほどの硝酸性窒素の例でいえば、根から吸い上げられた窒素分は、植物の体内で硝酸性窒素に変換されます。硝酸性窒素を分解することで、自らの成長に必要なタンパク質や酵素などを作り出しているのです。

 

硝酸性窒素の分解に必要となるのは糖分。光合成で作られた糖分を使って植物は硝酸性窒素を分解する。

 

でも硝酸性窒素が過剰な野菜はたくさんの糖分を分解のために使わなくてはならない。そのため他の部位に回すはずの糖分も硝酸性窒素の分解ばかりに使われてしまう。

 

その結果、深刻な糖分不足を起こしてしまう

 

こうして腐敗しやすく、糖度が低く、ビタミン含有も乏しい野菜になってしまう。肥料をたっぷり入れた硝酸性窒素過剰な野菜は栄養価も低くなってしまうのです。

 

でも、肥料も農薬も使わない自然栽培の野菜は、窒素分も自分に必要な分しか摂らないので、糖分不足を起こさない。細胞も緻密で、ズシリとした重量感もあり、糖度も高くビタミン含有量も多くなる

 

肥料を与えれば与えるほど野菜の栄養価は下がり、腐敗しやすくなるので、自然本来の力が凝縮した自然栽培の野菜をぜひ一度味見してもらいたいと思うのです。

 

■品質面は大丈夫なの!?

でも、

 

「鉛筆のような細いニンジンや小石のようなジャガイモばかりが来ても困るんだけど・・・」

 

そんな風に思われるかしれません。確かに自然栽培の野菜は有機や化学栽培の野菜に比べて、姿が小さくなる傾向があります。

 

でも、鉛筆のようなニンジンばかりが届くようでは、いくら安全でもこの栽培の野菜を支持する人はいないでしょう。

 

小ぶりな印象は確かにありますが、それが自然本来の姿形。”メタボ野菜”と言われるように肥料の力で無理やり肥大化させた野菜がいかに不自然な姿であるか?

 

それに気づく人も少なくないのです。

 

自然栽培の生産者は自らタネを採り、自分の畑の土の情報をタネに読み込ませていきます。2年、3年とタネを採り続け土の情報をタネが読み込み終えると、肥料なしでも立派で大きな作物を収穫できるようになるのです。

 

しかも肥大化して中身がスカスカのような姿ではなく、細胞が緻密でガッシリとした体格。味も深く濃厚な野菜を作ることができるようになるのです。

 

取り組み開始から間もない畑で採れた作物は小さいものも少なくありませんが、年月を重ねるごとに質の高い野菜ができるのです。

自然栽培

 

■食べることで応援!

本当に安全で自然な野菜を手にしたいなら、それを実際に作る人が必要になります。

 

食べる人の健康を真剣に考えて、勇気ある挑戦を続ける自然栽培の担い手を美味しく食べ続けることで支える必要があるのです。

 

どんなに安全で素晴らしい農産物を作っても、それを食べ続けてくれる人がいなければ何にもなりません。ぜひ野菜が本来持つ力を最大限引き出した自然栽培の野菜が、

 

投資に足るものなのか?
買い続けるにふさわしいものなのかどうか?

 

以下に自然栽培の野菜を購入できるオススメの宅配や実際の店舗を紹介しておくので、ぜひ投資に値するものかどうか、ぜひ一度試してみて!

 

自然栽培の野菜を買える宅配&ショップリスト

 

■次へ :『有機野菜の宅配を選ぶ前に!肥料の特徴に潜む危険性とは!?

■前へ :『初心忘るべからずのホントの意味・帰るのではなく挑戦!?

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有機野菜の宅配委選び・後悔しない9つのポイント

 

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