自然食業界キャリア15年のOBが綴る

ミツバチ減少が意味する現代農薬事情をチェック!

2019/07/10
 
この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、野菜とミツバチの関係は!?
2、ミツバチ大量死の原因はココ!
3、ハチが消えれば野菜も食べられない!?
4、身近なこんな商品群にも使われている!

ズッキーニやカボチャ、メロンにスイカ。

 

これから美味しくなるものばかりですよね。

 

汗をたっぷりかいた後に冷えたスイカをガブリ。

 

生きてて良かった!

 

そんな風に思っちゃうわけなのです。

 

スイカやメロンに実をならすためには、受粉作業が不可欠になります。雄花と雌花が出会って受粉することで初めて実が生る。その受粉作業を主に担うのがハチ。

 

ミツバチたちの役割といえるのです。

 

ミツバチがズッキーニやカボチャの花から蜜を吸う。雄花を吸って雌花にいく。ミツバチの体についた花粉が雌花につき、受粉作業が行われる。

 

自然界は絶妙なバランス、生き物たちの共同作業によって成り立っているわけです。

 

もちろんハチばかりではなく、チョウチョや虫などもこの作業に参加しますが、メインはハチ。私たちがメロンやスイカを美味しく食べられるのは、ハチたちが受粉作業をしてくれているから。

 

ハチは私たちの食生活に大変大きな役割を果たしているのです。

 

でも、世界規模でそのハチたちが減少している。ハチなくして食料の確保は困難になる。

 

このような大きな問題が起こっているのです。

 

■ハチ大量死の原因は!?

なぜ、ハチは死滅し続けているのか?

 

その理由は新種の農薬にあります。ネオニコチノイド系農薬と言われますが、この農薬の利用拡大こそがハチたちに大きなダメージを与えている。そう指摘されるのです。

 

従来の農薬は散布しても雨や露などで成分がハガレ落ちてしまう。だからたくさん農薬を撒かざるを得ないといった欠点があります。

 

そこでその欠点を改めるために開発されたのがネオニコチノイド系農薬野菜の体内に農薬成分が格納されるタイプのもので効き目長持ち。

 

少ない農薬散布で効果長持ち!

 

こうしたものが世界を席捲しているのです。

 

■野菜もハチもなくなる!?

ネオニコチノイド系農薬の特徴は無味無臭。そのためミツバチは異物の存在を認識できません。

 

ミツバチは体温が高い生き物で38度が常温。羽を思いっ切り降って飛ぶので、水分を補給して激しい運動後のクールダウンを行います。

 

細胞浸透系のネオニコチノイド農薬は油に馴染まず水に溶ける性質があるので、ミツバチは農薬成分が混入した水もろとも飲んでしまう。

 

花の蜜にも農薬成分が入っているので、ダブルパンチで神経が麻痺して死に至ってしまう。世界規模でのミツバチ減少は新種の農薬・ネオニコチノイド系農薬によるものと考えられているのです。

 

スイカやメロンの受粉ができず食べられなくなる。そればかりかネオニコチノイド系農薬は意識や情動、自律神経といった人の脳への影響が声高に叫ばれています。


(※ズッキーニの花)

 

特に幼いお子さんに与える影響は甚大なので、お米や野菜を選ぶ際はとにかく、

 

「無農薬のものを選ぶこと」

 

このことが大切になります。

 

減農薬・低農薬のものにはほぼネオニコチノイド農薬が使われていると考えた方が無難です。とにかく無農薬で栽培されたものを選ぶこと、それが自分や大切な家族を守ることに繋がるのです。
(※参考:有機野菜の宅配で気になる低農薬・減農薬野菜の驚きの正体は!?)

 

■身の回りの製品にも!

ちなみにネオニコチノイド系農薬は防虫剤や蚊取り線香、ゴキブリ駆除剤などに使われています。

 

これからの時期、蚊取り線香は必須ではないかと思うので、ネオニコチノイド系農薬を使っていない菊花線香などを選ぶのが身を守る術であろうと思います。

 

ちなみに菊花線香を使っても蚊は死にません。菊の花の臭いが嫌いなので、そこから遠くへ逃げて行ってしまうだけです。菊花線香を炊いて窓を開けておけば、蚊は逃げていき、外の蚊も部屋には入ってきません。

 

蚊取り線香にしろ、害虫駆除剤にしろ、虫が死ぬことの意味はイコール人体への悪影響に繋がるので、安易に使うようなものではありません。

 

お米や野菜がどんなに無農薬でも密封空間で蚊取り線香やゴキブリ駆除剤などを使えば、それが食品に付着してしまうので意味がない。

 

身の回りの生活用品にも注意が必要です。
りんねしゃ 菊花せんこう 標準 30巻入り

 

■次へ :『グルテンフリー・小麦を食べるな!は極端で排除の論法!?

■前へ :『自然栽培と除草・雑草はホントに邪魔者なの!?

■TOPへ:無投薬・無医療の生き方マガジン

有機野菜の宅配委選び・後悔しない9つのポイント

この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 無投薬・無医療の生き方マガジン!  , 2019 All Rights Reserved.