問題解決のための万能薬ってあるの?最短で答えを導く方法とは!?

■目次
1、天才は質問にどう答えたのか!?
2、回答を導くための秘訣はナニ!?
3、自然栽培成功のための質問とは!?
4、旨味成分であるはずなのにどうして!?
5、無投薬・無医療の生き方に必要な質問は!?
1時間以内に答えを出さなければ、
「あなたは死ななくてはならない」
そんな風に言われたら、あなたならどうしますか?
“突然だな~。意味不明だよ”
“でも死ぬのはイヤだから何とかしないと……”
“そうだな、まだまだ人生に未練があるわけだし……”
いきなりの物騒な話で、申し訳ありません。この質問が何であるかというと……
ある人が、かの天才物理学者アインシュタインに質問した内容と伝えられているものです。
「天才の天才たる由縁は果たしてどこに?」
その深層を探るための質問であるようなニオイがしてきます。果たして、かのアインシュタイン博士はどのように答えたのでしょうか?
今回は「質問」について考えることで、無投薬・無医療の生き方に必要なまなざしを養っていきましょう。
■質問と回答はセット!
冒頭の質問に、アインシュタインはこう答えたといわれています。
その場合、
「最初の55分を適切な質問を探すのに費やすだろう」と。
質問と解決とはセットであって、表裏一体のもの。適切な質問さえできれば、適切な回答はおのずと導かれていく。このことをかの天才物理学者は短い言葉に込めたといわれているのです。
脳は質問をされれば24時間年中無休、フル稼働で答えを導き出してくれる。「脳科学」の領域ではそのように説明されたりもします。
適切な質問ができているのに適切な回答が導かれないことは
「あり得ない!」
こうした次第となるわけです。
質問を別な言葉にすれば、「問題の立て方」。どのように問題を考えるのか?それによって答えが変わってしまう、そのようにも言えそうです。
■自然栽培成功のための質問は?
肥料も農薬も使わない「自然栽培」。
この農法は適切な質問を考え出した、もしくは通常とは別の問題の立て方をした。その結果、導き出された栽培方法といえそうです。
その質問とは、大きくいって3つ。
1. 自然の野山に農薬は使われないのに、田畑ではどうして使わざるを得ないのか?
2. 野山と田畑にはどのような違いがあるのだろうか?
3. 野山には存在しなくて、田畑に存在するものとは何であろうか?
その答えが、
「肥料」、そして土に残った「肥料・農薬の残骸」、そして不自然な「タネ」。
この3つだったというわけです。
大自然に人が肥料や農薬を与えている場所はない。そのため土に肥料や農薬の残留物は存在しない。タネは自然な状態で繋がれていき、肥料・農薬漬けのタネや着色されたものなどは間違っても存在しない。
アマゾンのジャングルにしろ、屋久島の縄文杉にしろ、人が肥料や農薬を与え続けた結果できあがったものではない。あくまで自然の調和が織りなし育んだ世界なのです。
「自然栽培」は、こうした適切な質問から導かれた栽培方法と言えるのかもしれません。
■うま味成分であるはずが・・・
たとえば売られている調味料でも、後ろの原材料表示に、
「化学調味料」や「○○エキス」
といった記載があります。その文字の羅列を読んでいくと、「カツオ節」や「昆布」なんかも記されていたりする。
そもそもカツオ節や昆布といえば、日本が世界に誇る旨み成分。それが入っているにも関わらず、
「どうして旨み成分のカタマリである化学調味料や○○エキスを入れなくてはならないのか?」
こう質問してみるとよいかもしれません。
答えは、カツオ節や昆布も含めて素材の質が悪いから。味が出ないほどの低いクオリティーの素材だから、化学調味料などで旨み成分を埋め合わせしている。
そのことが分かってしまうのです。ともすれば、「どうにもならない劣悪な素材を使っているのかも……」、表示からここまで読み取れてしまうというわけです。
■無投薬・無医療のためには?
それならば、「無投薬・無医療の生き方」実現のための質問は、
どのようなものになるのでしょうか?
おそらくさまざまかとは思われますが、参考までにこんなのはいかがでしょうか?
自然栽培の作物は肥料も農薬も使わずに、元気で立派に育つのに、どうして人はサプリメントなどの栄養のカタマリやクスリがなければ
“生きられないのだろうか?”と。
適切な質問ができるとさまざまな場面で役立つのではないかと思います。
その際は、
「そもそも……」「なぜ?」
という言葉は、適切な質問を導き出すのに大いに役立つ言葉です。
さざまな場面で使ってみるとよいと思いますよ。
■次へ :『味噌とヨーグルトはどちらが健康に良いの?体質と発酵食の自然を考える!』
■前へ :『無農薬栽培と農薬栽培・農薬を使う本当の理由は何!?』
■TOPへ:無投薬・無医療の生き方マガジン