風邪とインフルエンザは同じなの?全く違うの?謎に迫る!

■目次
1、風邪とインフルの違いとは!?
2、風邪って一体どんな症状なの!?
3、名前を変えると経済的な恩恵が!?
4、予防接種・ワクチンの判断材料に!
「よく似ているもの」
この世にはいろいろとあるものです。中でも、
風邪とインフルエンザ
この2つは非常によく似た症状といえるでしょう。発熱、クシャミ、咳、鼻水、下痢、頭痛・・・、このように症状は
“まったく同じ!”
そう言ってもおかしくはないのです。でも、風邪とインフルエンザとは明確に分けられている。風邪が流行っているからといって
「ワクチン」
を接種したりは決してしない。せいぜい風邪薬を飲むくらいで終わってしまうわけなのです。でも、これがインフルエンザとなると様相がまったく
“変わってくる”
風邪は症状が軽いもの、インフルエンザは重いもの。このようにしっかり色分けが為されているものでもあるわけです。
今回は、「風邪とインフルエンザ」との違いについて考えることで、無投薬・無医療の生き方実現のヒントについて考えてみます。
■風邪とは何か?
風邪は別の名を
「感冒」
といったりします。これに対してインフルエンザはというと、
「流行性感冒」
といいます。どちらも感冒がつくワケで、どう見ても同じもののように感じるのですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?
『かぜ薬は飲むな』(角川新書)の中で、松本光正医師は、
“カゼとインフルエンザは同じもの”
と明確にハッキリ断定しています。カゼというのは単一の、一種類のウイルスによって感染するもの。私たちはそのように思っています。風邪のウイルスは風邪ウイルスだけ、でも実際はどうかというと、
「200種類以上」
の風邪の症状を起こすウイルスが存在することが分かっているのです。鼻カゼ、ノドカゼ、熱風邪、お腹にくるカゼ、私たちはこのような言い方をしますが、それはウイルスの違いによって起こる現象なのかもしれません。
インフルエンザもこの200種類以上いるといわれている中の一種に過ぎない。つまり風邪とインフルエンザに症状の違いはなく、どちらも等しく風邪の一部であることに変わりはない。
たくさんいるウイルスを細分化して、風邪をしっかり分類するようなことは行われていない。全部を一括りにして、風邪と呼んでいるに過ぎない。風邪も風邪だし、インフルも風邪。
だから区別する必要は一切ないと松本医師は指摘しているのです。
■経済効果は!?
そうであるなら、どうして風邪とインフルエンザを
「違うもの!」
として扱っているのでしょうか?そこには商売の原理が働いている。タダの風邪だとあまりにありふれていて、誰も恐れないし、怖がらない。
“風邪は万病のもと!”
そう言ってみても、風邪は風邪。せいぜい風邪薬を買っておしまい。それではカゼを契機に
「儲ける」
ことができなくなってしまう。そこで同じ風邪に過ぎないものを、
“軽症は風邪・重傷はインフル”
このように分類することで、インフルエンザを命取りになるような症状であるかのように演出をしていった。こうして2014年のデータでは、
「5000万本」
ものワクチンを冬のピーク時に販売できるようになった。これが風邪とインフルエンザとを分けたことでもたらされた
“経済効果”
というわけです。バカらしいといえばそれまでですが、騙される方にも問題がある。それが実際のところというわけです。
■ワクチン接種はどうする?
松本医師は同著の中で、
「わざわざ科学をねじ曲げて、風邪の一種であるインフルエンザを必要以上に怖がらせているから光明なのです。一種の詐欺といっていいでしょう」
と述べています。メディアを使って大量に垂れ流されるこうした情報に私たちは惑わされないように注意しなくてはなりません。
ワクチンと私たちは安易に打ってしまいがちですが、ワクチンにはアルミニウムやホルマリン、合成界面活性剤などの血液に入ってはならないものが
“添加物”
として使われています。そのリスクはタダの風邪であるインフルエンザよりも怖い!そう指摘する声も少なくないので、安易に打つのは
いかがなものか?
と感じます。カゼであるという前提のもとに、
「打つなら打つ・打たないなら打たない」
こういう視点を新たに持って打つ必要を感じます。
■参考文献
・『かぜ薬は飲むな (角川新書)』 松本 光正 著
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