自然食業界キャリア15年のOBが綴る

合成ポリマー不使用の化粧品をオススメする理由はこう!

2020/03/13
 
合成ポリマー
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生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、外部の力と内部の力!?
2、健康な肌バリアの効能
3、落ちにくさが肌を壊す!
4、努力を放棄する理由は!?
5、使って良いものと悪いもの

 

「外部の力」

 

時に必要なこともあります。自分の力だけではどうすることもできない時に、外部の援助に頼る。生きていれば、誰にもそれはあるわけです。あくまでガンバル主体は自分だけど、どうにもならない時だってあるわけです。

 

考えてみると、医療のクスリも、農業の肥料も、こういうところから始まったのではないかと思います。あくまで病気の症状と戦うのは自分だけど、あまりに症状がツラかったり、痛みでどうにもならない時などに、クスリを使う。

 

肥料も同じで、土の力がどうにも弱い。このままでは無収穫も覚悟しなくてはならない。こうしたときに限って、肥料を使う。その始まりはこのような感じでなかったかと思うのです。

 

あくまで主体は自分、外部のモノはサブ。でも、この関係がひっくり返ってしまっているのではないか?そんなことを思ってしまうのです。

 

そこで今回は、「外部の力」について考えることで、無投薬・無医療の生き方実現汚ためのヒントについて考えてみます。

 

■肌バリアが健康を守る!

化粧品。化粧品はそもそも肌の衰えが著しくなってきた際に、そこで使うもの。肌が元気な若い世代が使うようなものではなかったのではないか?と思うわけなのです。

 

今の化粧品は、

 

「合成ポリマー」

 

が使われるケースが多い。ポリマーを使えば、肌の潤いやハリ、さらにツヤ。気になっていたシワさえも、ポリマーを使えば消えたかのように見せかけることができるのです。

 

確かにそれを使えば、一見、キレイな肌が蘇ったかのような錯覚を覚えるのですが、決してそうではない。それはあくまで外部の力を取って付けただけに過ぎないわけなのです。

 

潤いやみずみずしさといった保湿系の化粧品などによく使われるのですが、これがどうして実現できるのか?その仕組みをカンタンに述べてみると、まず最初に使われるのが

 

「合成界面活性剤」

 

です。合成界面活性剤が肌のバリア機能を無力化し、破壊してしまう。角質層は私たちの肌を守る中核のような部位で、死んだ皮膚細胞が10~15層、レンガを積むかのように重なっている状態といえるでしょう。

 

厚さにして0.02ミリ程度なのですが、それが外部からの異物を弾き返し、外に内部の水分や栄養が流れないように、

 

“体を守っている”

 

それが角質層です。もし角質層が備わっていなければ、私たちの体の6割から7割を占める水分は抜け落ち、

 

「シワだらけ」

 

になってしまう。反対にお湯などにつかれば、体に水分がドンドン入っていき、水膨れのような状態になってしまう。角質層が健康に備わっていることは健康で元気な毎日を送るために

 

“欠かせないもの!”

 

このように言えるのです。合成界面活性剤不使用のものを使う。このことが大切になるのです。

合成ポリマー

 

■落ちないので・・・

こうした日々、私たちを守ってくれている角質層なのですが、合成界面活性剤を使えばこの機能が壊されていく。角質層が健全な状態のままでは、美容成分を皮下に送り込むことができないものだからです。

 

合成界面活性剤を使ってまずは、角質層を壊す。その上で、そこに美容成分であるセラミドやアミノ酸、コラーゲンなどを送り込む。このような段取りになるのです。

 

でも、そのままではせっかく入り込ませた美容成分が流れ落ちてしまいます。美容成分が流れないように、皮膚にフタをする必要があるわけです。そこで使われるのが、

 

「合成ポリマー」

 

こういうことになるのです。合成ポリマーでよく使われるのが豊胸剤で有名なシリコンです。シリコンは薄くて肌に密着し、何かをつけているような使用感を周囲に与えない。

 

それでいて分子量が大きいので、壊れた角質層から皮下に入り込むことがない。ピタっと密着して流れない。汗にも脂にも馴染まないので、長く皮膚の上に乗っかっていてくれるのです。このポリマーに使われるシリコンの特徴を活かして、

 

“落ちない口紅・汗で流れない化粧品”

 

このような商品が開発されている、こうした次第になるのです。但し、それは反面のデメリットも孕むだって孕むもの。汗にも脂にも流れない特徴があるので、

 

「洗っても落ちにくい」

 

そこで使われるのが、高い濃度の合成界面活性剤が入ったクレンジングフォーム。強力な洗浄力で洗い流すので、合成ポリマーと同時に角質層までをもさらに剥ぎ落としてしまうのです。

 

角質層はさらに破壊されてしまう結果を招きやすいのです。合成活性界面剤も、合成ポリマーも不使用であるに越したことがないのです。

 

■努力を放棄する!?

また、私たちの体は実に合理的にできていて、合成ポリマーでフタをして美容成分がそこに詰め込まれていると、

 

「必要な措置」

 

を怠ってしまう、こうした傾向があるのです。体は必要に応じて、食べものから摂り入れた栄養などを体の各部に送りますが、合成ポリマーで肌の“疑似バリア”が備わっていると、角質層を再生させるための努力を怠る傾向があるのです。

 

壊された角質層を元に戻そうとしない。こうした角質は壊れたままになってしまうのです。そうなれば内側から水分が蒸発していき、

 

“乾燥肌”

 

が止まらくなってしまう。水分がダダ漏れのような状態になってしまうのです。

 

さらに健康な皮膚には皮脂腺から

 

「皮脂」

 

が分泌されています。それが皮膚に住む皮膚常在菌のエサになっているのです。常在菌が皮膚に入ることで、皮脂を食べ、その脂分を

 

“脂肪酸や脂肪酸グリセリン”

 

へと変えている。そこに汗がにじむことで、天然の素晴らしい美容成分を作り出してくれているのです。

 

でも、合成ポリマーにフタをされて、化粧品の美容成分が皮下に漂っていると、体は

 

“皮脂は充分に分泌されている”

 

このように判断してしまいます。そうなると、皮脂の分泌が弱くなり、自分で肌を潤わせることができなくなってしまうのです。

 

それは皮膚常在菌からしてみれば、エサを絶たれることになるので、勢力が弱まっていく。そうなると1兆匹といわれる常在菌たちの数が減少し、病源菌などが付着し、増殖するための絶好の環境が整えられていく。

 

感染症などにかかりやすくなってしまうのです。皮脂も出ないし、菌たちが脂肪酸を作り出すことができないので、自分で潤う力が、

 

喪われていく

 

常に合成ポリマーなどの外部の力に頼らざるを得なくなってしまう。合成ポリマー不使用のものを使わないと自らの肌を弱める結果を招きやすいのです。

合成ポリマー

 

■使って良いもの・悪いもの

お米も野菜も同じで、人が肥料を与えてしまうと、作物は自分で必要なエサを探しにいくことをやめてしまいます。周りにいつも高濃度の栄養分があるものだから、地中深く根っこを張り巡らせる努力を怠ってしまうのです。

 

有機肥料であれ、化学肥料であれ、肥料を与えてしまうと、

 

根っこが短く弱く、上体ばかりが大きい

 

このようなアンバランスな作物になりやすくなってしまうのです。そのため、ちょっとの風でバタバタ倒れてしまったり、自分でどうにかするための力が弱いので、虫や病原菌にも対処ができない。こうして、か弱くて脆い

 

「過保護に育てられた野菜」

 

になってしまうのです。

 

私たちの皮膚も同じで、化粧品などの外部の力に頼り続ければ、肌は自ら努力すること止めてしまい、自分の力で潤わせることができなくなってしまいます。

 

自然な肌の美しさを保つなら、合成界面活性剤が入ったような化粧品やシャンプーなどは不使用が基本。使わないことに越したことはありません。私たちの体の汚れはすべて水溶性なので、お湯で洗えばカンタンに落ちるものなのです。

 

お湯だけ洗いに抵抗がどうしてもあるなら、せめて

 

“石鹸を使うこと”

 

石鹸であっても使い過ぎや洗い過ぎは肌バリアを壊してしまうので、要注意。毎日使うのではなく、間隔を空けて使うのがオススメです。

 

肌に負担をかけないためにも、安易に化粧品は使わない。不使用を基本に、必要に応じて最小限に、限定的に使う。このことが大切になると思います。

 

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良質の油を使っているので、その意味では安心して使えるのではないかと思います。もちろん合成洗剤は不使用です。

固形タイプ・液体タイプの両方があるので、石鹸を使いたい方にはオススメの商品といえるでしょう。

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Dr.ブロナー・マジックソープシリーズ

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■参考文献
・『最新版 肌断食: スキンケア、やめました』 平野 卿子 著 河出書房 刊
・『ウソをつく化粧品』 小澤 貴子 著 フォレスト出版

 

 

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