自然食業界キャリア15年のOBが綴る

紫外線対策で気になるSPF値の真相は?美肌実現のために!

2020/04/02
 
紫外線対策
この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

■目次
1、紫外線対策SPF値のキケンとは!?
2、昔と今ではこう違う・化粧品自事情
3、ド素人・門外漢が大量参入のワケは!?
4、薬剤に頼らない自然なUVケアのあり方は!?

 

「紫外線対策」

 

頻りに言われています。紫外線を浴びてしまえば、

 

“シワやシミ”

 

の原因になってしまう。だから対策グッズで防がなくてはならない。こうしたことから紫外線吸収剤や紫外線散乱剤などの日焼け予防グッズがたくさん売られているわけなのです。

 

でも、紫外線が危険なのは、皮下でメラノサイトがメラニンを作り出すことができない欧米人たちの話のはず。日本人は紫外線から皮下細胞を守るためのメラノサイトがバッチリ備わっている。欧米人と同列に並べて紫外線対策を!それは人種や体質を考えない

 

「無謀な議論」

 

といわねばならないのです。とはいえ、お店でもネットでも紫外線対策のUVカット商品がたくさん売られている。そうであるなら買うなら買うで、お肌に

 

“より安全なモノ!”

 

を選ぶ必要を感じるのです。

 

そこで今回は、紫外線対策、「SPF数値」に焦点を充てて考えることで、無投薬無医療の生き方実現のヒントについて考えてみたいと思います。

 

■昔と今との違い

紫外線を防御するためのSPF値。通常は、数値が

 

「高ければ高いほど良い」

 

このように思われています。SPF50を超えるような、成分量の多い商品がドンドン市場で売り出されているのです。でも、2001年4月までは、紫外線吸収剤の成分量が、

 

“10%を超えてはならない”

 

このように法律で制限が加えられていました。なぜ成分に制限が加えられていたかといえば、

 

「危険だから」

 

紫外線吸収剤は、もともと印刷用インクの「退色防止剤」として使われていたもので、

 

「発ガン性や環境ホルモン物質」

 

として、危険性の高い薬品であるからなのです。

 

それが薬事法の改定に併せて、制限が廃止されてしまった。こうしてSPF値の高い商品が次々と開発され、今日の状況を招いてしまっているのです。

紫外線対策

 

■門外漢の大量参入

化粧品業界は、原価が安くて、販売価格を

 

「高く設定できる」

 

極めて利益率の大きな業界です。威光価格、なんて言葉もありますが、値段が高ければ高いほど

 

“肌に良さそう”

 

そんな印象を与えることができる特殊な業界。本業で利益の上げにくい業界からは、

 

「垂涎の的」

 

のような位置づけだったのです。それが2001年4月の薬事法改定で、これまであった様々な規制が大幅に緩和されてしまった。このことをきっかけに本業が思わしくない、化粧品については門外漢の異業種からの参入が相次ぐ流れとなったのです。

 

法改定前は日本化粧品工業会の正式メンバーは約700社程度であったのが、2018年段階では、

 

“約3700社”

 

にまで膨らんでいる。アパレル、宝石、フィルムメーカー、玩具、流通、家電メーカーなどが高い利益率を求めて、参入していった。化粧品業界は、

 

「ド素人企業」

 

が製品をドンドン作り出すといったリスクの高い業界へとシフトしていったのがこの間の流れです。かつて化粧品に用いられる成分は、

 

約3000種類

 

といわれていましたが、今では

 

1万種類

 

を軽く超えている。化粧品の成分には開発目的で研究すれど、長期にわたる

 

“安全性の検証”

 

がないままに、不安な成分が使われた化粧品が次々に開発されるようになり、今日に至っているのです。

紫外線対策

 

■物理的なカバーで!

SPF値の高い紫外線吸収剤を肌に常時使うことは

 

「リスクある行為」

 

といわねばなりません。数値が高ければ防御できる確率も高くなると思われていますが、SPF値が20%を超えると、

 

“大きな違いはない”

 

ことがいわれているのです。つまり紫外線防御率を、

 

99%にするか?

98.9%にするか?

 

そのくらいの極僅差の違いしかないので、使用するなら使用するで、できるだけ

 

「SPF値の低い」

 

ものを選ぶことが大切と、『ウソをつく化粧品』(フォレスト出版)の中で小澤貴子氏は指摘しているのです。小澤氏によれば、日本人が日本で生活すのであれば、通常は

 

5~10%

 

のSPF数値があれば充分と指摘しています。真夏の炎天下に野外に出かけるような場合でも

 

25%

 

もあれば充分と著書の中で指摘しています。そしてこうした薬剤の力を借りるのではなく、

 

“手袋・防止・日傘”

 

などでケアした方が自然で肌に負担をかけない指摘しているのです。美肌を願って使う化粧品が、ガンなどの深刻な病気の原因になってしまうのでは意味がないので、参考になればと思います。

 

■参考文献
・『ウソをつく化粧品 小澤 貴子 著フォレスト出版

 

 

■次へ :『小ジワ対策に効く!化粧品の知られざるカラクリとは!?

■前へ :『有機野菜と農薬使用の現状は?使ったものをゼロにできるカラクリとは?

■TOPへ:無投薬・無医療の生き方マガジン

有機野菜の宅配委選び・後悔しない9つのポイント

この記事を書いている人 - WRITER -
生協、有機野菜の宅配団体などに15年在籍し、自然食業界の裏表を目の当たりに。本当に安全に食べられる食材とは何か?日々追求しています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 無投薬・無医療の生き方マガジン!  , 2020 All Rights Reserved.